ノート:盛岡都心循環バス「でんでんむし」
「でんでんむし」はコミュニティーバスか否か
[編集]「でんでんむし」は、岩手県交通が運営・運行しているため、コミュニティバス#一般的にはコミュニティバスとみなされないものに該当として、本文からその関連を削除しました。ところがその関連記述が復活しました。しかも「でんでんむし」がコミュニティバスであるかのような出典が提示され、2003年12月19日発行の『バスマガジン』Vol.2、pp.12-16では「ガンバレ! おらが町のコミュニティバス オムニバスタウン盛岡市のコミュニティバス」[1]、岩手県立大学総合政策学部いわてコミュニティ交通研究会のテーマには『コミュニティバスの評価方法に関する研究』[2]との記載があるようですが、肝心の岩手県交通が盛岡市(または岩手県)から補助金を受けて運営している出典は示されませんでした(他にも、無出典記述などが加筆されていたので、一旦差し戻しました)。
確か「コミュニティバスの先駆」と自称していた日本城バスの路線バスあびこ(1985年運行開始)は、補助金は受け取らない民間路線[3][4](なお、同路線バスは2016年6月30日より運営事業者が日本城タクシーから日タクホールディングスのグループ会社北港観光バスへ事業譲渡されています[5])であり、この「でんでんむし」も岩手県交通が盛岡市(または岩手県)から補助金を受けて運営していないので、コミュニティバス#一般的にはコミュニティバスとみなされないものに該当するはずです。また、『バスマガジン』や岩手県立大学総合政策学部いわてコミュニティ交通研究会のテーマにそのことが記載されているかどうかは、私めはその資料を持ち合わせていないので解りません。
よって、岩手県交通が盛岡市(または岩手県)から補助金を受けて運営している出典が示され、上記の2つの出典に補助金の詳細が記載されるなどを検証できるまで、申し訳ございませんが本文はその関連の記述を差し戻した状態で、冒頭に確認タグを貼り付けました。よろしくお願いします。--多趣味戦隊ブランケット(会話) 2021年7月11日 (日) 06:21 (UTC)
- 追記 岩手県立大学総合政策学部いわてコミュニティ交通研究会のテーマはPDFファイルのため、ネット上で閲覧できましたが、『「でんでんむし」(盛岡都心循環バス)の利用者像に関する意識調査』とのタイトルで、内容も各年齢層の「でんでんむし」に対する利用の意識調査の報告書のようで、ここには一切『「でんでんむし」は岩手県交通が盛岡市(または岩手県)から補助金を受けて運営している』との記載はない(見落としはないはずですが、見落としていたら申し訳ございません)し、「でんでんむし」=コミュニティーバスとみなして記載しているだけのようです。よって、私めは「でんでんむし」≠コミュニティーバスと考えている次第です。--多趣味戦隊ブランケット(会話) 2021年7月11日 (日) 06:38 (UTC)
- 補助金を受けているかどうかでコミュニティバスかどうかがかわる、という問題意識はよくわかりませんが、少なくとも試験運行時点で市は補助金を出していました(河北新報1999年6月11日)。市はこの時点では採算ベースに乗るかも、と言っていたのですが、結局県と市が両方補助金を出しても赤だったことがわかります(同1999年10月15日)。普通は、そのまま補助金前提で本運行に入った、と考えるのが普通です。そうではなく、試験段階で課題が解決され、本運行は県交が自力でやっているんだ、と主張するのなら、確証を出すのはむしろそう主張する人の側ではないでしょうか。こういう企画が補助金を受けずに成り立つことの方が珍しいので、その過程自体が百科事典読者の関心を呼ぶでしょう。--西村崇(会話) 2021年7月14日 (水) 04:50 (UTC)
脚注
- ^ 「ガンバレ! おらが町のコミュニティバス オムニバスタウン盛岡市のコミュニティバス」『バスマガジン』Vol.2、pp.12-16、三推社/講談社、2003年12月19日
- ^ 「でんでんむし」(盛岡都心循環バス)の利用者像に関する意識調査 いわてコミュニティ交通研究会『コミュニティバスの評価方法に関する研究』、岩手県立大学総合政策学部
- ^ “路線バス あびこ”. 日本城タクシー株式会社. 2015年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月11日閲覧。
- ^ “日本城バス(路線バスあびこ) (松原市)”. 南大阪ターミナルガイド、. 2021年7月11日閲覧。
- ^ “2016年6月30日【路線バス】日本城タクシー(株)運行乗合バスの運営を引継ぎます”. 北港観光バス株式会社. 2016年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月11日閲覧。