ノート:石井守
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参考文献について
[編集]2019年7月27日 (土) 10:46 (UTC) での改訂にあたり、参考文献の1つとして御堀直嗣著『スバル デザイン』三樹書房、2018年刊を用いました。本書について、大手販売サイトのユーザーレビューを見ますと、「社外デザイナーの功績が不自然にも伏せられている」との意見がありました。当方も読み進める中で、確かに気になった箇所があります。同書121ページより、石井守氏が話したとされる内容です。
2011(平成23)年の4代目インプレッサでは、1990年代前半のアメリカ駐在中に学び、描き続けてきたキャビンフォワードをようやく実現することができました。平川良夫デザイン部長の時代であり、大拔哲雄副部長(現・技術本部長)と一緒に取り組みました。SUBARUが、ようやく時流の群れに入ることができたのです。そして、世の中からSUBARUのデザインがよくなったと言われるようになってきました。かつての棄却理由(デザインが悪いのでSUBARUは買わない)にならなくなってきたのです。 — 石井守、『スバル デザイン』121ページ。
インプレッサの3代目デビューが2007年で、翌2008年に難波治氏がデザイン部長に就任している[1]のに、「平川良夫デザイン部長の時代」はおかしいです。後半の「時流の群れに~」「棄却理由~」は難波氏が自著『スバルをデザインするということ』三栄書房、2017年刊の中で述べていることです。
本書あとがき・奥付によると、本書は自動車ライターの御堀直嗣氏が、株式会社SUBARU広報部、デザイン部、石井氏らの協力のもと、書き上げられたものだそうです。こういった出版物の場合、普通は巻末には「参考文献」としていくつかの文献が列挙されているものですが、本書にはそれがありませんでした。企業側の主張・説明に対し、十分な検証もせずにそのまま出版物として完成されてしまったのではないかと、懸念を感じました。今後、本書を出典として用いる場合は、複数の情報源と照らし合わせるなどして、内容について検証して頂くことをお勧めします。--Qurren(会話) 2019年7月27日 (土) 11:25 (UTC)