ノート:社会性昆虫
この「社会性昆虫」には下記のような選考・審査があります。有用なアイデアが残されているかもしれません。この記事を編集される方は一度ご参照下さい。 |
日付 | 選考・審査 | 結果 | |
---|---|---|---|
1. | 2005年1月28日 | 月間新記事賞 | 受賞・良質な記事自動選出 |
2. | 2011年8月27日 | 良質な記事の再選考 | 除去 |
読み応えのある記事をありがとうございます。必要な事項がおおよそまとまった良い記事だと思います。いくつか気になった点がありますので、指摘させて下さい。
まず、これは細かい点なのですが、アリの扱いが少し中途半端な印象をもちました。アリは確かに真社会性を持つハチから進化したグループなので、ハチといっしょに説明すること自体は理にかなったことなのですが、この記事を読んではじめて社会性昆虫というアイディアに触れる人にとっては、ハチに関する文脈の中でアリに触れていることが、分かりにくく感じられるのではないかと思います。あと、社会性昆虫ではないアリというのは存在するのでしょうか?昔読んだ本にはすべてのアリが社会性であるとかかれていたように記憶しているのですが。今の文章ではどちらとも取れる表現になっているように感じました。
もうひとつ気になったのは「新しい意味での社会性昆虫」の節が少々中途半端な印象を受けたことです。「新しい意味での」というのは不妊カーストを持つという意味だと思いますが、節の中だけを読むとそのことがはっきりしません。その前の節の内容をよく読めば分かることでは有るのですが少し不親切のような気もします。
あと、これは蛇足に近いものなのかもしれませんが、社会性を持つ哺乳類というのがいたと記憶しているのですが、このことに関しても少し触れてみてはどうでしょう。yhr 2004年12月17日 (金) 14:16 (UTC)
おほめいただきありがとうございます。 指摘して下さった事はおおむね御尤もです。本日半日で書き上げたもの、あちこちぬかりはあります。足りないところはあるのですが。何より、この分野に私が触れていたのは10年くらい前のこと、それも外側から触れただけですので、あやふやなところは書かなかったと言う事もあります。むしろ、ここに上げられている問題点は、どなたかで追加していってくれれば、と思います。そういうわけで、私の力ではおおよそここまでかと。 --Ks 2004年12月17日 (金) 15:40 (UTC)
「兄弟の片側にある任意の遺伝子が、もう片側に存在する確率は4分の1である」との記述がありますが、この確率は2分の1だと思います。自分の持つある遺伝子を「父親または母親」が持っている確率は100%、同じ父親または母親がその遺伝子を自分の兄弟に伝える確率は50%だからです。-- Tsuchiya 2006年11月4日 (土) 08:39 (UTC)
- いや、これで正しいんですよ。まず、この値は個体間の関係であることをご確認下さい。たとえば私のもつ遺伝子は、必ず両親のどちらかのモノです(突然変異は無視します)。しかし、私のもつ特定の遺伝子をとりだした場合、それは両親のどちらかのモノであったはずです。つまり、それが父のモノであったか母のモノであったかは半々ですね(両者にあった可能性はあるが)。つまり、ここで私と父の関係だけを考えた場合、私のもつある遺伝子が父にもある可能性は50%です。これは父から私を見た場合も同じです。それを元に考えてみて下さい。また、本文がそういう意味に取れないのであれば、そこのところの編集はむしろ血縁選択説へ、とした方が良いかも。--Ks 2006年11月5日 (日) 16:36 (UTC)
- どうやらお書きになったご意見を消して行かれたようです。間違いがわかっていて修正しないと宣言なさるのもよくわかりませんが、残念なことです。ついでに私の文まで消して行かれましたが、そういうわけで、どうやら大きく間違っているようです。私の理解が及ばないところなので、どなたか編集をお願いします。恥ずかしながら、本当にこういう分野苦手なので。--Ks 2006年11月6日 (月) 08:19 (UTC)
- 兄弟間は確かに0.5でした。--Ks 2007年3月6日 (火) 10:05 (UTC)
- どうやらお書きになったご意見を消して行かれたようです。間違いがわかっていて修正しないと宣言なさるのもよくわかりませんが、残念なことです。ついでに私の文まで消して行かれましたが、そういうわけで、どうやら大きく間違っているようです。私の理解が及ばないところなので、どなたか編集をお願いします。恥ずかしながら、本当にこういう分野苦手なので。--Ks 2006年11月6日 (月) 08:19 (UTC)
疑問というか、矛盾というか、気になることがあります。女王による操作説は突然変異による反乱を抑えられないとありますが、これは血縁選択に基づくハチ社会でも同じ事が言えないでしょうか。けっきょくのところ、「女王や兄弟の世話をしない」という突然変異を持った働きバチや、そう言うハチを産むようになってしまった女王バチは、遺伝子ごと、家族ごと自然選択の罰を受けるわけであって、そのような反乱を抑えられる訳ではないですよね?また女王による操作説も、反乱を許すようなダメ家族は滅び、働きバチをうまく操作できる家系が繁栄する、と言ってしまえば自然選択による説明が(すくなくとも表面上は)できると思うんです。だから血縁選択説が出てきてから自然選択説のひとつであるという説明が可能になったと言うよりは、遺伝子主体のより正しい見方に近づいたと言うことではないかと思うのです。血縁選択説を十分理解できていないと思うので、的はずれな質問になっていたらごめんなさい。--222.1.53.242 2007年4月11日 (水) 20:10 (UTC)