ノート:積木

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記事名について[編集]

改名が行われていましたが、やや性急に過ぎるように感じられましたので、一旦戻しました。

というガイドラインがありますが、後者の送り仮名の本則を厳格に適用しすぎると、純金積立のような記事も「純金積み立て」にしなければならなくなります。紙媒体の辞典を幾つか見たところ、

  • 積(み)木  〔広辞林(三省堂)・昭和39年、凡例の説明によると、( )の意味は、送らない方が慣用のもの、または2種の送りがな法がある、のどちらかだということです〕
  • 積木  〔国語大辞典(小学館)・昭和57年〕

としているものもありました。加えて、事典の記事にする場合、読みやすさといった観点も考慮に入れる必要があるのでは。新聞のように短い字数で事件やイベントを伝えなければならない文章と、専門的に詳しく説明しなければならない事典記事で同じ表記に統一する必要があるかというと、必ずしも自明でないと思います。例えば、振付という言葉がありますが、洋舞に関係する書籍では「振付」という表記が一般的です(これを毎回送り仮名つきで「振り付け」と書くと、うるさく感じられる)。
中国語でも「積木」で通じているらしいので、現行のままでも問題ないのでは。--トトト 2010年7月21日 (水) 09:33 (UTC)[返信]

ウォッチリストにさえ入れていなかったのですが、おっしゃるとおり性急だったようです。ご指摘どうもありがとうございます。
1981年改正の送り仮名の付け方の通則7で、送り仮名を付けない場合が規定されています。「積立」は例として挙げられていますし、「振付」も「特定の領域の語で,慣用が固定していると認められるもの」に該当するので、送り仮名を付けないことになります。
「つみき」については、いくつか国語辞典を確認してみたところ、たしかに表記が分かれています。
  • 積木」とする辞典: 広辞苑第五版(1998年)電子版
  • 積(み)木」とする辞典: 岩波国語辞典第4版(1986年)、大辞林第二版(1995年)オンライン版、新明解国語辞典第5版(1997年)、大辞泉増補・新装版(1998年)オンライン版
「つみき」は(玩具業界や育児・保育の分野以外では)「特定の領域の語」ではないでしょうから、国語大辞典と広辞苑は「積木」の表記が「一般に,慣用が固定していると認められる」とする一方、他の4辞書は「積み木」を通則6の本則、「積木」を許容としているようです。
あと、これは個人的な印象かもしれませんが、「特定の領域の語」以外では送り仮名を付ける場合が増えているように思います。たとえば、通則7(2)で挙げられているうちでも、「木立ち」「子守り」「字引き」「置き物」は現在では送り仮名を付けることのほうが多いのではないでしょうか。
とりあえず、「つみき」については現時点ではどちらが正しい、どちらが間違い、とはいえないようです。ただ、国語辞典の判断が分かれているということは「通則7を適用してよいかどうか判断し難い場合」ということで、「通則6を適用」し、記事名は「積み木」とするのが望ましいと思います。--KAWASAKI Hiroyuki 2010年7月23日 (金) 08:21 (UTC)、2010年7月23日 (金) 08:39 (UTC)加筆[返信]
コメント (2年以上前の話題ですが)今は意見が変わりました。
本記事は(現状では不十分ですが)教育や玩具の観点からの記述が必要で、それぞれの分野での用語・用字に従うのが妥当でしょう(Wikipedia:外来語表記法一般的慣用専門的慣用とはやや異なる問題だと思います)。ただし、両分野で用語として確立した、あるいは慣用化している表記があるかどうかは確認していません。商用文では送りがなを省く場合が多く、「積木」が好まれそうですが、これは専門的慣用とは別の話です。
どちらの分野でも表記が確立していない(「慣用が固定して」いない)のであれば、「積み木」とするのが妥当だと思います。 --KAWASAKI Hiroyuki会話2012年11月10日 (土) 05:18 (UTC)[返信]