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ノート:総裁政府

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査読依頼ページで書いた者です。もう少し丁寧に指摘させてもらいます。

「フランス革命の最終段階にあたり」は、原文が「フランス革命の最後から2番目の段階にあたり」に修正されているようです。もっとも、どこまでを革命として区切るかは難問なので、この文章自体あまりこだわる意味はないかもしれません。 あと、原文から消えている「革命後初めての憲法政治期にあたり」や「憲法に謳われた理想とは裏腹に権力の腐敗と失政が相次いだ時期であった」は削除して構わないと思います。

「(five direcotrs) chosen by the Ancients out of a list sent to them by the Five Hundred」を「総裁は五百人会議が推薦し、元老会議が承認して決められた」としていますが、原文を尊重しても「五百人会が(作って)送ってきたリストの中から、元老会議が(5名の総裁を)選んだ」ぐらいです。元の文章では五百人会が五人の総裁を選んで元老会議がそれを承認する(か承認しないか)決めていたように見えてしまいます。実際には五百人会は候補者50名をリストにして送付、その中から元老会が5名を選ぶ、という形式になっていました。これは分権策の一環でこういうややこしい形式になっており、それに言及してないのは原文段階での不備と言えると思います。

「総裁は毎年信任が確認された」の原文は「One director faced retirement each year」だと思いますが、これでは意味が通りません。原文を尊重しても、「総裁は毎年1名ずつ改選された」ぐらいでしょうか。歴史的な意味づけとしては、三分の二条項と同様、テルミドール派の既得権益防衛策の一環です。


「有権者数は105万人であったが、投票数はわずか5千であった」の原文は「1,050,000 voting for and only 5,000 voting against it」だと思いますが、これは「投票数は105万~、反対はわずか5千票~」という意味のはずです。ただし、実際の投票結果がどうであったかは覚えていません。原文にも、票の捏造に関する説明は含まれていません(一般論として、この時期のこういう内容の結果で、賛成票の水増しが行われてないはずはないとは思いますが)ので、百科事典の記述に相応しいレベルの記述に直すには、そのあたりを調べて書く必要があると思います。

--43.244.148.235 2008年4月15日 (火) 01:24 (UTC)[返信]

ご指摘、ありがとうございます。査読依頼のお礼も遅くなって申し訳ありません。誤訳に関しても全くお恥ずかしい限りです。御指摘の内容は、ほぼそのまま反映させていただきました。
査読依頼でも書いたように、特にこの分野に詳しい訳ではないので、その出来事の意義に関しては、よく分かりません。お手数ですが、詳しい方の加筆をお願いします。私ももう少し勉強してみます。--Freetrashbox 2008年4月15日 (火) 11:39 (UTC)[返信]

日本語の文献を元に、記事の一部修正しました。--Freetrashbox 2008年5月25日 (日) 09:47 (UTC)[返信]