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ノート:胃潰瘍

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胃潰瘍のトピックス

 日本と諸外国では全く診断と治療法が異なる。

 日本では、内視鏡検査は15000円程度で、3割負担でも5000円ほどである。諸外国に比べて極めて安価(5分の1程度)な値段であるため、潰瘍の診断が迅速に行える。また、内視鏡治療も盛んである。こうした内視鏡発達の背景には、日本では胃癌が圧倒的に多いことがあり、精度の高い検査を行う施設では内視鏡時に1%前後の患者で癌を発見できる。しかし、外国では胃癌の発生率が極めて低いうえ内視鏡のコストが高く、内視鏡を行わずに内科的治療のみで済ませてしまう場合も多い。

 また、食事療法も全く異なる。日本では投薬、絶食が基本となるが、外国ではむしろ積極的に食事を摂るようにするようである。いつでも内視鏡治療を行う前提で治療する日本と、日本以外の国での治療スタンスが全く異なっていることを示す好例である。

 日本では全人口の5%程度が消化性潰瘍患者とされており、そのほとんどにヘリコバクターピロリが関連している。ヘリコバクターピロリの感染者は7000万人とも推定されているため、今のところ医療保険での治療は、潰瘍患者に限定されている。

消化性潰瘍がない場合のピロリ除菌のベネフィットは証明されていませんね。GERDに至っては悪化するというエビデンスもありますね。コストの問題とは思いません。--BAZIAN 2004年12月2日 (木) 13:07 (UTC)[返信]

ステロイドも同様か・・・[編集]

ステロイドがプロスタグランジンの産生を抑制するのは確かですが、NSAIDは単独で消化性潰瘍を生じますがステロイドは単独では生じないというのが現在の一般的見解かと思います。メカニズムより臨床的効果で語るべきかと思いますが。簡単に言って、ここにステロイドの話題をわざわざいれる必要性を感じません。--BAZIAN 2004年12月2日 (木) 13:07 (UTC)[返信]

とくにお返事がないようなのでステロイドは削除しました。修正しおわってから気づいたのですが、すべてNSAIDSとなっていますがNSAIDまたはNSAIDsが一般的ですよね。このあたりも統一する必要はあるかもしれませんね。--BAZIAN 2004年12月12日 (日) 10:53 (UTC)[返信]

biopsyの訳[編集]

生理的検査と言う訳は確かにおかしい気がいたします。直訳するのでしたら生検が正しいのではないかと存じます。ただ、一般の人が生検と聞いてもイメージが沸かないと言う理由で、針生検と言う表現をとる先生もいらっしゃいます。Wikipedia上ではbiopsyの訳語は針生検で統一すると言うのは如何でしょうか--Tanadesuka 2004年12月10日 (金) 02:09 (UTC)[返信]

内視鏡でのbiopsyは針生検ではありませんね。あれは「つかみ生検」?まあよくわかりませんが要するに生検針ではなく生検鉗子をもちいて採取しますので。針生検はあくまでneedle biosyでしょう。一般の人への理解を重視することはもちろん重要ですが、最も重要なことは正確性であることを考えれば「生検」という言葉以外を使うことはできないように思います。--BAZIAN 2004年12月12日 (日) 10:47 (UTC)[返信]