ノート:螺鈿
「螺鈿の歴史」への加筆について
[編集]本日、Silverpenguinさんが、英語版からの翻訳ということで「螺鈿の歴史」に加筆してくださいましたが、内容が偏りすぎています。たとえば、世界大百科事典の「螺鈿」の記述と比較検討してみても、現在の内容ではほとんど誤解の域です。まず大前提として「日本の螺鈿」について述べていたものが、無限定になってしまっています。朝鮮、中国にもそれぞれの螺鈿の歴史があります。しかも、内容的に南蛮漆器(螺鈿を多用したヨーロッパ人向けの製品)に極端に偏っています。確かに南蛮漆器も作られましたが、決してそれが日本の螺鈿の主流だったわけではありません。そもそも、なぜ英語版の、しかも「要出典」とされている内容から翻訳しなければならないのか、理解に苦しみます。螺鈿について書くなら、日本語の一次資料がたくさんあるので、それらを参照すべきです。--usagito 2009年11月1日 (日) 10:00 (UTC)
ご指摘ありがとうございます。 内容が誤解の域という事で申し訳ありません。しかし「世界大百科事典」を直ちに見られる状況にありませんので、お手数ですがその点は修正や削除をしていただいても構いませんので、よろしくお願いいたします。
冒頭の「日本では」を除いてしまったのは単純ミスでした。修正しておきたいと思います。
「内容的に南蛮漆器に偏重」という件なのですが、元の記事よりは情報量が増しているので、悪いとまでは言えないのではないでしょうか。日本の部分が足りないとお感じであれば、日本関連部分の加筆をしていただけたら記事はより良くなるのではないかと思います。
しかし要出典記事からの翻訳は確かに不適当だったかもしれないとも思います。--Silverpenguin 2009年11月2日 (月) 14:01 (UTC)
- 情報量が増しているといっても、疑問符だらけでは項目の充実に寄与したといえるかどうか難しいと思います。いきなり「螺鈿は奈良時代に唐から輸入され」として技術と物品の関係をごっちゃに書くのは不親切です。「平安時代になると、螺鈿の技術は急速に向上し」とする根拠がわからない。「鎌倉時代になると螺鈿は鞍の装飾として人気を博し」というのは捉え方が違うような印象だし、「室町時代になると中国の高価な螺鈿細工の影響を強く受けた」というのも、奈良時代は唐と書いて室町では中国と書くのは不整合だし、「高価な螺鈿細工」とは何なのか、これでは意味不明です。「安土桃山時代(……)螺鈿産業は急成長した」というのも根拠がわからない。南蛮漆器でコーヒーカップを代表的製品として挙げるのは不適当。「日本ではこのような輸出用の漆器を」というくだりは話者の視点がどこにあるかわかりにくく、たいへん読みにくい。ともかく、事実関係について疑問符だらけだし、結果的に、読んで螺鈿の歴史の概要をつかむのがより困難になっているように思えてなりません。現状に加筆で対処しようとするなら、ちょっとやそっとの仕事ではないし、なによりも、どこから手を付けたらいいのか途方に暮れてしまいます。--usagito 2009年11月3日 (火) 02:02 (UTC)
- 色々なご指摘ありがとうございます。私もこれ以上螺鈿に加筆するつもりはありません。usagito様も加筆の意思がないとなると、結局は元の記事に戻した方が良いということになるでしょうか。
- 私は英語版の方が日本語版よりも内容的に充実していたため、多少は情報量が増すだろうかと思って翻訳を追加しただけで、正直に言って螺鈿についてはそれほど専門的知識がありません。ご不満の部分は、書き直すなり消すなりしていただいたらいいと思います。例えば上記ご指摘の部分だけでも簡単に書き直して修正することはできるのではないかという気もします。--Silverpenguin 2009年11月3日 (火) 02:29 (UTC)