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ノート:説明責任

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説明義務と説明責任とアカウンタビリティ

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説明義務と説明責任は混同されやすい概念です。よりはっきりした意味を持つ説明義務は関連項目へ移し、新たなページを作成した方がよいと思います。説明義務から説明責任に転送されていることも混乱に寄与していると思います。この両者は漢字の語呂が似ているのですが、概念的には別物だと思います。

外来の概念に日本語訳が当てられた場合によく発生する問題として、本来の概念を無視し、日本語の漢字の意味から推測される概念に変貌してしまうことがあります。説明責任も説明する責任と理解し、そのような使われ方が一般的になっていると感じます。連敗を続ける野球チームの監督に説明責任を求める声などは、ちょっと勘違いかなと思います。

個人的にはアカウンタビリティの訳語としての説明責任は、あまりよい訳語とは思いません。アカウンタビリティ(説明責任)というタイトルにした方がよいと思います。

英語の使われ方としては、説明に留まることなく、記録開示、辞任、賠償、補償などの法的要件にまで発展することもあります。たとえば、原発事故においての東電のアカウンタビリティとは、説明する責任とは別に、前記の法的要件を示唆し、より大きな責任義務を暗示している言葉と思います。。--Earthling 2011年4月14日 (木) 21:37 (UTC)[返信]

上記の意見に賛成します。マスコミ等を通じて広く一般化してしまっているものの、説明責任はアカウンタビリティの訳語として不適切です。英語の意味合いとしては、たとえ権力者であっても法からは逃れられず、責任が追及されるというニュアンスで使われることの多い言葉です。これを説明責任と訳す問題として、権力者が問題を起こした場合に、その経緯を説明さえすれば責任を免れうる、という誤解を生みかねないことが挙げられます。このように広く一般化してしまっている誤訳、誤用に関しても記事のなかで言及すると良いかと思います。--Vernunft17会話2015年9月25日 (金) 14:36 (UTC)[返信]
賛成 私も同意します。読んで、アカウンタビリティは普通日本で使われている「説明責任」とは違うぞ、と思い、仕方がないので、英語版を参照しつつ「本来の英語としては『説明をする責任と、非難を受ける責任と、その内容に対する責任」という意味』という意味である」を追加しておきました。Torumyax会話2019年5月17日 (金) 02:15 (UTC)[返信]