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ノート:質的調査

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定性的研究との異同について

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参与観察フィールドワークといった項目をちびちびと編集しながら、こちらの質的調査にたどりついたのですが、en:Qualitative research の日本語訳として「質的調査」と「定性的研究」が併存しているせいか、日本語版ウィキペディアにもその2つの記事が併存し、それぞれで成長しつづけているようです。多言語間リンクでは、定性的研究がリンク元・先となっています。

質的調査と定性的研究が日本国内でまったく異なるものとして認識されているのなら、このままで構わないのかもしれませんが、もし、両者が同一のものを指すのであれば、一方を他方に統合する必要があるのではないでしょうか。

その必要があると仮定した場合、問題は、どちらを統合先にするかであろうと思います。Qualitative research の訳語の来歴について、わたしは詳しく存じ上げていないのですが、物理学の分野ではわりと古くから「定性的」が用いられてきたように思いますし、社会科学の分野では、アメリカの大学でよく教科書として使用される、キング+コヘイン+ヴァーバの著作が『社会科学のリサーチ・デザイン - 定性的研究における科学的推論』(勁草書房、2004年 ISBN 4326301503)として出版されたあたりが、一つのエポックだったかなあという気がします。この点はわたしの不勉強かもしれませんので、お詳しい方がいらっしゃったら、ご教示をたまわりたいと存じます。

現状の質的調査と定性的研究の記事について、いずれの「質」が勝っているか、などはさておき、ただ Qualitative research という語の日本語版記事名をどうするか、について、この編集に関わるみなさまのご意見をたまわりたいと存じます。 --Eine kleine 2007年9月24日 (月) 23:02 (UTC)(同様の趣旨の意見をノート:定性的研究にも投稿しています)[返信]