ノート:辺獄
出典元として書かれている英語版wikipediaを見ましたが、翻訳が正確であると思えません。しかし単語レベルの明らかな誤訳というよりは解釈の問題なので、とりあえず要出典を付けさせていただき、しばらく待って内容を保証する出典がなければ変更という形を取りたいと思いました。
- 辺獄はカトリック限定か
"辺獄はローマ・カトリック教会の公式教義ではないが、「神学上の考えられる仮説」として残されている。なお正教会、プロテスタントなど、他教派にはこのような概念は存在しない 。" これは明らかな誤訳だと思います。英語版でもカトリックを含む多くの教派が正式な教理としては採用していないと言っているだけであり、概念自体が存在しないわけではありません。実際、この記事でも父祖の辺獄の部分で正教における辺獄の概念について触れており、矛盾しています。
- 辺獄の扱いについて
英語版が "who die in Original Sin without being assigned to the Hell of the Damned."で言わんとしているのは「地獄に落ちる程でもないが悪い事をした人」という意味ではありません。原罪は全ての人間が抱えているので、ここでの「原罪以外、地獄に行くような罪を犯していない人」は「善良な人」の事を指しています。これは、父祖の辺獄の部分で罪を犯した可能性があるが神と親交を深くして死んだ者と訳している人々と同義です。洗礼を受けていない幼児の場合も、生まれた時点で既に原罪からは逃れられないものの特別な罪はまだ犯していないわけですから、これに該当します。
善良な人々は地獄には落ちない。しかし、天国の門は再びイエスが現れる時まで開かないという事になっている。それでは彼らの魂の行き場所がなくなってしまうのではないか?という時に、一時的に彼らの魂がたどり着く場所として考えられたのが辺獄です。これは父祖の辺獄の部分で書かれているとおりであり、概要としてはこちらのほうが正確であると思います。 60.45.13.189
- 初めてこの記事に気付きましたが、おっしゃるとおり冒頭文などにかなり誤り・違和感があったので、大幅改稿しました[1]。 --Lorettibarrend(会話) 2013年10月1日 (火) 13:40 (UTC)