ノート:野尻抱影
「冬の星座」
[編集]ウィリアム・ヘイスの原詩はここ[1]で参照できますが、「いとしのモーリー」という恋の歌で、ヘイスの作詞作曲とされています。2番で星や月が出てくる以外は、「冬の星座」とは無縁の内容です。この点では、訳詞というより作詞が正しそうです。あと堀内敬三がNHKの洋楽主任だったことは事実のようです。「冬の星座」の2番の歌詞に出てくる、「銀河」「オリオン」「すばる」「北斗の針」については、日本人による詞であることは読み取れますが、これが星座研究家、とりわけ野尻抱影に帰するという見解については、少々疑問があります。まず「北斗の針」が「春の大曲線」につながる北斗七星の柄の部分の星列を指すというのは間違いないでしょうか。冬の季節には、北斗は地平線からだんだん立ち上ってくるので、柄の部分はいちばん最後で地面を指しており、実際には「大曲線」は地平線の下で見えません。野尻はこのことに気がつかなかったのでしょうか。柄の反対側の二つの星の延長線上に北極星が位置することが一般に知られていますが、こちらなら冬でも遅い時間なら見られます。さらに、「大曲線」がからす座を超えて無限に伸びていく、という解釈が野尻の独自のものであるという根拠がよくわかりません。これらについて、野尻がなにか語った、ということでもあれば、紹介いただけないでしょうか。--みっち 2005年10月4日 (火) 02:10 (UTC)
野尻抱影は、もしかすると英語でこの歌の元詩を書き、年下の堀内敬三に差し出したのかもしれません。そうすれば、話に表面上はウソはないとも言えます。英語の詩を書くのが外国人と決め付けた点が盲点かも。--初稿執筆者2005年10月4日 07h00m(UTC)
>219.97.247.19 さん、Wikipedia はあくまで「百科事典」なので、客観的根拠のない執筆者の私見や推測などを長々と書くことは控えて頂いた方がいいと思います。Hina 2005年10月4日 (火) 14:58 (UTC)
219.97.247.19 さん、
- この際、挿入歌として番組を盛り上げるため、この曲の元の詩を英文で(だれの作かが不祥になる事を狙って)匿名作詞してから堀内敬三にわざわざ訳詩させ、自分の番組で流したのが始まりとも考えられている。
この部分は 219.97.247.19 さんお一人の推測に過ぎないので、修正させていただきました。何度も言いますが、Wikipedia は「百科事典」であって、裏づけのない事柄について推測を書き連ねたり私的研究を行なう場ではありません。そういう活動がご希望であれば他の場で行なうことをお勧めします。Hina 2005年10月5日 (水) 01:50 (UTC)
少し調べてみましたが、文部省唱歌『冬の星座』が「かつて野尻抱影作詞とされていた」という記述自体、裏づけが取れません。Google で検索してもそのような記述をしているページは見つかりません。これについてソースを明らかになるまでこのセクション全体をコメントアウトしておきます。ソースをご存知の方はお知らせ下さい。Hina 2005年10月5日 (水) 02:05 (UTC)
野尻翁の呼称について
[編集]まことに申し訳ないのですが、文献による確認ができておりません。もし、ご存じの方がおられましたら、加筆していただけたら幸いです。
「天文学者(てん・ぶんがくしゃ)」 については、ウェブ上では以下の例があり、一応の検証可能性はあるものと思います。
- 好古真之 「二人は同時に母国語で叫んだ。/『terre!』/「地球だ!」 @『司書の駄弁者』「SF名文句・迷文句第12集」[2]
- Duets 「星と音楽とSFとミステリの夕べ」 @『Duet's Website』[3]
- デュエット 「天文学者(てん・ぶんがくしゃ)」 @『Amazon.co.jp』(『星三百六十五夜〈秋〉』 中公文庫BIBLIO のレビュー)[4]
ただし、2番目と3番目の方は同一人物かと思われます。
「和製アレン」 に関しても文献で確認ができていないので、表現を改めました。野尻翁をアレンに比する記述はあります。(例えば、原 恵『星座の神話 - 星座史と星名の意味』〈天文ライブリー4〉恒星社厚生閣、1975年、310頁。)--Bay Flam 2008年4月15日 (火) 09:40 (UTC)