ノート:錫杖
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愛 語 錫杖とは、本来、中心部がブナ科の楢・樫類の木が多く、下部先端は鉄鎚になっており、 上部はブロンズ製(約銅90%・錫が10%の合金ですが銅杖と言わないで錫杖) なので錫杖といわれ、比丘十八物のひとつで 禅杖とも言われております。 長さは約1.8mで、左右に6個の遊環が付いています。(六波羅蜜を表している) 錫には、頂く・浄める・錫福(来福)の意味があり、古来 比丘・比丘尼が托鉢&遊行に際し 携帯し、門前において錫杖を鳴らして来訪を告げます。又、布施を頂けば錫杖をお浄めの為に 鳴らしてお返しとしていました。それは、お布施をした人に対して法施で返しており、意味は 何も無かったよ、とのことです。布施をした人が、徳を積まれたことも、又 返しに浄めたことも、 音がすぐ消えて無くなる様に、全て何も無い「 空 」で あることを示しています。(無が大欲) 仁 具
木と錫の伝道者 木錫 白騎 日野口 明洋 天錫命 九拝 号 伯 氏 名 字