ノート:阿武隈高地
表示
地震等級に関する記述ですが福島県は地震等級はひくいんですけどね。しかしここの阿武隈山地は、本文にもあるように筑波山(筑波付近は地震等級は上から2番目)を含むとかいてあるし、また北部は宮城県沖地震が取りざたされてることでもあるので。ここの阿武隈山地と福島県を同一にむすびつけて{福島県は地震による被害の少ない地域でもある。(地震保険でも地震保険料率等地区分4等地の最もリスクが少ない地域のひとつとされている)}の記述と地震の県別表記地図は、この項目ではそぐわないし福島県の空間あたりに書いたほうがベターだと思います。なお付け加えれば等級料率は、地質学のリスクとは関係なく過去の保険料の支払い実績から保険会社の団体が決めていて時々等級変更があるんですよねぇ。地質学上だったら有史サイクルで不変でもいいんでしょうがね。papamaruchan22 2008年1月21日 (月) 10:43 (UTC)
- Ps-中越地震の山古志村も阪神震災の神戸も地震保険料率等地区分ではリスクは低いほうの3等地なんですよね。リスクとか安全の度合いでなくて(換言すれば被害の多い少ないで料率が決められてるわけではありません)実際に過去に支払われた保険金とか人口密度とかの別の要因で決めているのがご理解いただけるのかと思います。papamaruchan22 2008年1月21日 (月) 11:02 (UTC)
- papamaruchan22さん、情報ありがとうございます。適切な表現方法に加筆していただけるとありがたいです。でも、福島県より更に人口密度の低い岩手県はランクは1つ上ですね?三陸沖地震や津波の影響でしょうか?また、筑波山の件ですが、インターネット上で調べる限り筑波山を阿武隈高地に入れると言う記述を見つけることは難しいです。地質学的には阿武隈川、久慈川、太平洋に囲まれた地域を阿武隈高地としているようです。冒頭の首都移転候補地近辺写真も八溝山に続く白河丘陵周辺ですから、地質学的阿武隈高地とは場所が違う八溝山地系列なので要検討です。百科事典マイペディアでは筑波山は八溝山地南端の山と出ています。--BehBeh 2008年1月22日 (火) 02:25 (UTC)
ノート:筑波山にも書きましたが八溝山地と一体のものとして記述されているのはおかしいですね。 それで調べてみたのですが貝塚爽平他編『日本の地形4 関東・伊豆小笠原』によれば別物と明記されていますから書き替えてしまおうかと思っています。一体説は初版から書き込まれているのですが、それを書いたIP氏は活動を停止しているようですので、典拠を求めても答えてもらえそうにありませんので。 --赤い飛行船 2008年1月22日 (火) 17:10 (UTC)
- papamaruchan22です。BehBehさん。赤い飛行船さんいつもご活躍拝見いたしております、さて、上記八溝山地の件ですが、私も書き換えてもよろしいのかと存じます。地質学以外でも新ハイキング社の{「阿武隈の山を歩く」・小林玻璃三著・平成13年刊/ISBN4-915184-25-0}でも北は阿武隈川の河口亘理の三門山から南は水戸線の北、雨巻山あたりとしているようです。それから地震等級は(保険の支払いの為)地質とは関係なく、行政(県)単位で保険料の支払い額と大数の法則から基本を決めてますので、BehBehさんのおっしゃる通り福島県より更に人口密度の低い岩手県はランクは1つ上になったりしてるんですね。従いまして料率と山地の範囲について改稿なさったほうがベターでしょうね。お話出来て幸甚です。ご両所の活躍お祈りします。papamaruchan22 2008年1月23日 (水) 08:33 (UTC)
- 筑波山書き換えの件了解しました。保険料率の件も削除了解しました。冒頭の写真も差し替えたいと思います。--BehBeh2008年1月23日 (水) 13:58 (UTC)
- BehBehさん、素早い対応ありがとうございます。八溝山地側の加筆を先行させましたのでこちらの対応が遅れてしまいました。コメントアウトしていただいたところを削除するだけですが。と書いたところで野暮用にかかずらわっている間にPapamaruchan22さんの編集が入り、八溝山地関係ということでコメントアウトしていただいていたところを開いて加筆されています。困りました。登山のガイド書は私も参考にしますけど、その記述を最終的な出典とするのは慎重にすべきと思っています。というのは、書かれている内容に粗密があるからです。たとえば日本山岳会の創立100周年記念事業の一つとして編まれた『新日本山岳誌』ナカニシヤ出版(2005年)を山の記事を書いたり利用したりする際によく参照するのですが、執筆者によって内容に偏りがあります。歴史が得意な人はその方面の記述が多くなりますし、植物や動物に明るい人が書いたものはやっぱり植物や動物に触れることが多くなり、自然地理学的あるいは地学的な記述が薄くなりがちです。これは個々のガイドブックにおいても言えるように思います。餅は餅屋という格言がありますように、出典としては分野分野の専門書を用いるべきだと思います。地形の話は地形学の本に依拠すべきでしょう。それも複数の専門家によるものがあればなお良いと思います。このような考え方をPapamaruchan22さんにも受け入れていただけるとありがたいのですが。私の言い分が独善的なものであっては困るなと思いまして、追加調査してみました。ちょっと古い本ですけど猪野久義、菅野三郎、新藤静夫、渡部景隆編著『日本地質誌 関東地方(改訂版)』朝倉書店、1980年、136 - 168ページによれば、これもまた八溝山地を阿武隈山地と一体のものとしていません。さらに同書の阿武隈山地のところには「阿武隈山地は、関東地方の北東隅部において、八溝山地の東に久慈川を隔ててこれと並走する山脈で南端だけが関東地方に入る」(169ページ)としています。つまり久慈川の右岸にある山々が阿武隈山地の山としてあげられることはないわけです。Papamaruchan22さん、納得していただけますでしょうか?--赤い飛行船 2008年1月30日 (水) 03:51 (UTC)
- こんばんは赤い飛行船様。papamaruchan22です。基本的に了解です。独善的とも思いません。(地学だけで書いてはいかがなものかとは思ってますけれどもね、。)私は広い意味で阿武隈高地に多賀・久慈・那珂台地等と一緒に八溝が含まれているという理解で記述しました。また地質学上では阿武隈山地=阿武隈変成帯ですので、これに属するは山は、広義には、筑波まで含んでしまいます。別に自然地理学的あるいは地学的な記述を薄めて書いてるわけでもありません。理解しながら書きました。久慈川は八溝の北を巻いて山頂の西を源流としてますが、常識的に考えれば久慈川の左岸の山でしょうから、赤い飛行船さんのお調べの通り阿武隈山地とは別物と考える方がすっきりして良いとも思ってます。ただ全体的に観光やいわゆる登山やハイキングの本まで含めると、八溝山を阿武隈山系の山として記載の多いのは事実なんで悩ましいところですね。更に八溝山の名前空間でも阿武隈高地第3位の山となってますのでね、、。記事の一貫性を工夫する必要はあるでしょうね。その点で赤い飛行船さんが26日に改稿した八溝山地の{かつては広義の阿武隈高地に含めることもあったが、今日では別のものと考えられている}。と言う表現は、柔軟で適切なものだと思料いたします。基本的に納得していただけますでしょうか?といわれれば是です。改稿宜しく。今後のご活躍祈ります。papamaruchan22 2008年1月30日 (水) 10:12 (UTC)
- Papamaruchan22さん、ありがとうございます。「全体的に観光やいわゆる登山やハイキングの本まで含めると、八溝山を阿武隈山系の山として記載の多いのは事実なんで悩ましいところですね。」とのことですが、おっしゃることよくわかります。私も同じような経験をしたことがありますので。観光や登山のガイドブックの情報源は現地の案内板やリーフレット類かと思われますが、これが曲者なんです。天然記念物などに認定された当時の文書を引き写していることが多いようなのですけれども、その後の研究が反映されていないことがままあるのです。ですからその分野の最新の研究成果を盛り込んだ本を拠り所にしてやらないといけないわけで、図書館通いが欠かせなくなります。今回の件に関して言えば、これは私の推測ですけれども、昭和30年代に実施された「土地分類基本調査」の地形区分で八溝山地が阿武隈山地に含まれると受け取れるような記述をしていたことがあります。その後の調査では別個のものとして記載されているのですが、それが反映されずにいるのではないでしょうか。推測の域を出ないのですが、当らずとも遠からずなのではないかなと思っております。八溝山の件、ご指摘いただきありがとうございます。書き替えたつもりが、主峰の八溝山を忘れていました。こういうオバカをやらかす奴ですんで、今後ともご指導のほど宜しくお願いいたします。--赤い飛行船 2008年2月1日 (金) 01:01 (UTC)