ノート:雄風II型 (ミサイル)
導入経緯について
[編集]今、私は海人社発行の「中国/台湾海軍ハンドブック」という本を見ておりますが、ここの記述によればハープーンは済陽級(ノックス級、1993年再就役)と基隆級(キッド級、2005年再就役)のみが搭載となっており、両級とも雄風Ⅱ型が実用化された1992年以後に導入されたことを考えると、これ以前に搭載艦は無く、「ハープーンを置換するために」雄風Ⅱ型が開発されたという記述と矛盾します。これ以前の主力艦といえばギアリング級の改造艦かと思いますが対艦攻撃は雄風Ⅰ型とスタンダードSSMの対艦モードが主力であったかと思います。これ以外の艦船は寡聞にして知りませんので私から確かなことは言えませんが原典など示していただければ幸いです。220.144.237.168 2006年7月22日 (土) 21:36 (UTC)
元来、海外からの武器・弾薬の供給に政治的リスクが伴い、とりわけ台湾の場合にそれが跳ね上がることは、IDFの開発経緯を見るまでもなく明らかなのですが、ソースはこちら。globalsecurity
トラブルが発生したのは、オリバー・ハザード・ペリー級=成功級の時点です(済陽級は、ハープーン付きで中古を購入することはできたのですが、成功級はライセンスにより改良型を建造したことに注意して下さい)。現在では、強大化した中国海軍との両岸のバランスを取るためハープーンの入手が容易になり、済陽級のみならず成功級でもハープーンの運用が可能となっています。また、ギアリング級武進III型の対艦ミサイルは、雄風II型です。なお、スタンダードの対艦モードを一義的に使用したのは、台湾ではなく韓国です。台湾は当初から雄風I型でした(この時期は、米中国交回復期でしたから)。
それはそれとして書籍は、貴重な資料ではあるからこそ、参考に留められた方がよろしいでしょう。残念ながら、編集時点で知り得た以上のデータ更新は不可能なので(個人的には、海人社の記事で迷惑を被ってから、同社記事でも疑ってかかる癖が付いています)。open-box 2006年7月26日 (水) 14:37 (UTC)