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ノート:青木まりこ現象

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単なる生理現象

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単純に長時間経過することにより便意を感じるだけじゃないかという気もするんですが(笑)。確かに百貨店やレコード屋で同様の現象が報告されないのは不思議ではありますけど、たとえば4時間の間ずっと図書館に居た人間が便意を感じるのは、単なる生理現象で説明可能でしょう。--210.141.167.7 2009年9月12日 (土) 14:37 (UTC)[返信]

私の場合、自宅のPCを起動させると15分以内に便意をもよおします(実はこのコメントもトイレから出てきたばかりで…)。私はこれを「起動便意」と呼んでいます。あまり関係無い話題ですみません。 --中小路和雄会話2012年6月29日 (金) 14:41 (UTC)[返信]

珍項目選考メモ

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選考ページ:2010年2月10日 (水) 08:27 (UTC)の版 → 賛成1、反対1、コメント1で落選[1]。--Damena会話2013年1月25日 (金) 05:17 (UTC)[返信]

再び選考の土俵に乗せましたことを連絡いたします。--べあぱーく会話2013年2月2日 (土) 17:32 (UTC)[返信]

本項目がWikipedia:珍項目選出が確定し、珍項目の一覧に書き込まれました。執筆者のみなさん、おつかれさまでした。--べあぱーく会話2013年2月11日 (月) 19:25 (UTC)[返信]

選考時にいただいたご意見についてコメント

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選考終了時にいただいたご意見についてコメントいたします。

  1. 科学的な知見に基づく主張とそうでない主張を混同しているのではないか? 非専門家の見解は、専門家による考察と分離すべきではないか?
    • このご意見にお応えするためには、青木まりこ現象における「専門家」を定義する必要がありそうです。笠原氏を除けば、青木まりこ現象を熱心に研究している識者は私が調べた範囲では2013年現在存在しません。仮に青木まりこ現象が医学に包含されるものであるとすれば、医師や医学者は青木まりこ現象の専門家と言えそうですが、医師である中沢氏や酒井氏が「医学(のみ)では説明できる事象とは言えない」という立場を明らかにしています。医師や医学者は、「医学の専門家」として青木まりこ現象の一端をとらえることはできるかもしれませんが、全体像を説明するには、はなはだ力不足であることを自ら認めているのです。医師として青木まりこ現象を例に過敏性腸症候群や不安神経症といった疾患を紹介した墨岡氏も、これら疾患概念を青きまりこ現象とピタリと重ね合わせているわけではありませんし、便意の原因をまぶたの動きに求めた松尾医師も、これが解釈の一例にすぎないことを認めています。このように人体の生理学や病態学のエキスパートたる医師も半ばさじを投げている現象には、別のアプローチ(学際的アプローチ)も必要であると考えます。この現象は、幸い哲学・人類学・文学……といった人文科学分野の方面からも豊富な言及があり、この現象を解釈する上で医学者による言及と同様に価値があるだろうと執筆者である私は判断しました。残念ながらこれらを総括する研究はきわめて乏しいため、総論的な体裁を保つのには難渋しました。現状で#病態と考察節のリード文がこれに相当するのですが、今後資料が見つかり次第これらを増強して誤解のないようにすることは必要かもしれません。
  2. 冗長なトピックが含まれていないか? 例:ア.「本人が結婚した」、イ.「朝日新聞が盗用した」
    • 例としてご呈示いただいた2点に対してコメントいたします。まず、ア.「本人が結婚した」についてです。これは元々『アエラ』(2003年11月17日号)にみられる記述です。趣旨を要約しますと次のようになります。
      例えば青木まりこさんが田中さんという男性と結婚したら、この現象は「田中まりこ現象」と呼ぶべきものになってしまいます。しかし青木まりこさんは結婚後もなおも「青木まりこ」のままであったので、この現象(の呼称)は永久に不滅なのです!
    • この記載は週刊誌特有のくだけた文体になっている感は否めませんが、この項目における特筆性(あるいは読者にとって役立つ可能性)を説明する材料としては十分であると感じました。実はこの記述はウラがとれていないらしく、真偽は不明ではあるのですが、多くの豆知識本がこれを引用し、ネット上でも流布している「伝説」です。ちなみに私が加筆する以前の版でもこの記載があったことは確認できます[2]。以上を鑑みてこの記述は残す価値があると判断しました。
    • 次にイ.「朝日新聞が盗用した」に関してです。週刊新潮がこの疑惑を発表する以前から、天声人語の文が散人雑報のそれと酷似していることが指摘されており、地裁が「盗用したと信じても無理からぬ、相当の理由がある」という判決を下したのも納得がいきます。翻って「コラムのテーマ自体が、特別新しいわけでもなく、また明らかにユニークなわけでもない」という指摘や、その後の判決も覆されたというのはインパクトがあります。それだけ「書店における便意」が広く流布しているということを如実に示す事件として、この項目に記載するに値すると判断しました。
  3. この記事には「適切な要約」がみあたらない
    • このあたりはWP:LAYが参考になります。これによると、「最初の文で定義を行ってください。最初の文だけを取り出しても語句説明ができているかどうかが目安です。」「最初の段落で概要を説明してください。最初の節が始まる前までに、読者が調べようとしている項目かどうかを判別できるようにしてください。」とのことです。上で述べたようにこの項目は各論的な事柄に重きを置いているため、冒頭部分は敢えて最小限にとどめています。この分量でWP:LAYにはそう反していないと思いますが、個人の印象によるものも多いのも事実でしょう。近く査読依頼を提出して広く意見を募ってみたいと思います。
  4. 「良質な記事」としては改善の余地がある。
    • 記事をブラッシュアップするため査読依頼に提出いたします。
  5. 長すぎる。もっとコンパクトにまとめないと、面白くない。何でも書けばいいというものでもない。
    • 必要あれば記事の分割なども検討いたします

以上。--GU9udoy6Kg会話2013年2月18日 (月) 11:22 (UTC)[返信]

改名の必要性を提起

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記事を読みますと「青木まりこ」とは症例の報告者ではなく、患者(?)の氏名であるようです。また本人の快諾を得た命名でもないようで、この名前を記すことには慎重にあるべきと考えます。出典を確認すると当症状に該当する病状は「青木まりこ」という個人名は殆ど記されておらず、また示された資料も研究誌は殆どなく、ここに「疫学」の文字を当てはめることは適切ではないと考えます。出典には疫学の名に値する分析がなされているのでしょうか。CiNii、Google Scholarで確認する限り「青木まりこ」名が付記された症例や報告は確認できませんでした。結論としてはわたしは記事そのものに多少のうさんくささを感じますが、記事そのものの削除は要求しませんが、記事名は考慮の必要があると考えます。--183.72.147.57 2013年2月28日 (木) 07:17 (UTC)[返信]

わたしはこの項目は疫学ではなく、生理現象の一つと解釈しております。文面がまずい場合は修正すればよいだけであります。そのため、ご提案に賛同できかねます。--べあぱーく会話2013年2月28日 (木) 11:09 (UTC)[返信]

主執筆者より

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現時点までの版を主に編集した者です。有意義なご提案をいただいたばかりか、出典のご確認までしていただいたようで本当に頭の下がる思いでいっぱいです。さて「青木まりこ」の名についてですが、実は私自身にとっても執筆の構想の段階でかなり頭をかかえさせた問題の一つであります。『本の雑誌傑作選』p85によれば実在の人物の本名であるとのことであり、時勢を鑑みると確かに記事への掲載に関して考慮の余地はあるかと思います。この名を敢えてウィキペディアにも採用した理由を以下にご説明いたします。

ご本人の投稿が「本名(とされる名義)」で掲載されたのは『本の雑誌』40号(1985年2月)です。続く41号(1985年4月)のp12によると、「青木まりこ」さんご本人が、当時東京都渋谷にあった本の雑誌社までわざわざ足を運び、インタビューに応じています。この時点で命名に関して承諾は得られていると考えて不自然はありません。また注目すべきは『本の雑誌』41号が反響を呼び「青木まりこ現象」と命名された後にもご本人が本の雑誌の取材に複数回応じているという点です。例えば『活字探偵団 増補版』p120には以下のようにあります(ブラケット[ ]内は私の注釈)。

[「青木まりこ現象」が命名されて] 「あまり生活は変わっていませんねえ」 [中略] 約束の喫茶店に現れた青木まりこさんは、ギャハハハハと笑いながら、楽しそうに言った。」

類似の発言は1990年代のいくつかのメディアで確認することができるため、「青木まりこ」の名を呈することが直接プライバシー上の問題になることはまず間違いなくありえないだろうと私は判断いたしました。なお2000年以降はご本人のメディアへの露出は少なく彼女の動向については孫引きのものが目立ちます。そのかわりこの現象について興味をもったメディアは、ご本人のかわりに出版元である本の雑誌社に対して取材を行っているようで、「編集者○○氏は当時を振り返り……」のような情報は多く得ることができます。2000年代以降は「青木まりこ」その人自身というより、むしろ「青木まりこ現象」における象徴的存在として取り上げられる傾向があり、「青木まりこ」の名は依然として大きなインパクトを有しているようにみえました。もちろん孫引き情報に関しては信頼性を担保できないため、ウィキペディアの記事には反映させていません。ただし「青木姓の男性と結婚というエピソード」だけは、ある種の都市伝説ともいえるこの現象における象徴的な「噂」として例外的に記載を残しております。

このほか私が懸念したのが、この現象には「山田よし子症候群」や「Bookstore toilet syndrome」[3]などといった別名もネット上で流布しており、Wikipedia:中立的な観点に抵触してしまわないかということです。この点に関しては、多くの文献にあたりましたが、検証可能な名称はほとんど「青木まりこ現象」のみであり、わざわざ「正式名称」という名を冠して紹介される事例も少なからず存在しました。最近の例を挙げると、『誰かに教えたくなるアレの名前』(宝島社、2013年1月)があります(ちなみにネットの書評をご覧になればおわかりの通り、「青木まりこ現象」の名はこの書籍の表紙を飾っています)。以上を鑑みて現状の記事名「青木まりこ現象」がWikipedia:記事名の付け方と照らし合わせても最も妥当な名称であろうと判断いたしました。

ちなみに記事にも明記している通り、「医学や生理学において一般的に通用するものではない」、「疫学研究の報告はなく、詳細な罹患状況などの統計はいまだ存在しない」、そしてなにより「荒唐無稽な都市伝説ととらえられる向きもある」ことは強調しておきたい事実であります。賢明な読者の方が「多少のうさんくささ」を抱くのは至極当然であり、「(うさんくさいけど)面白い都市伝説もあったもんだ」と少しでも感じていただければ、執筆者の私としましても本望でございます。なお「出典には疫学の名に値する分析がなされているのでしょうか」というご質問に関してですが、この節にあります文章は、墨岡孝先生や笠原敏雄先生の個人的な経験に基づく推定値であり、臨床上は参考になるでしょうが、統計的には意味のあるものではありません。一方でこれらの推定は、descriptive epidemiologyに類するものとも解釈できると考えまして、「疫学」の語を用いました。「適切ではない」ということであれば、問題を改善しうる用語をご教示いただければ幸いです。

以上回答いたしました。--GU9udoy6Kg会話2013年2月28日 (木) 12:35 (UTC)[返信]