ノート:馬橇
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北海道以外の馬橇
[編集]私が目を通した限りにおいて、「日本在来型の馬橇」に言及したものはありませんでした。「北海道で最初の馬橇」については多くの文献があります。黒田清隆がロシアで見るまで馬橇を知らなかったということは、それ以前の内地には馬橇は存在しなかったのではないだろうか、つまり、北海道で最初の馬橇=日本最初の馬橇なのではないか、という推測ができます。一方、東北や北陸などの多雪地域では、馬橇がなかったのだろうかという素朴な疑問も残ります。私がみた文献の中には、在来の「橇」に関する言及はあるものの、それが「馬橇」だったかどうかはよくわかりません。いわゆる箱ぞりのようなものを馬が牽引している姿を描いた絵などはあるようですが、これがいつの時代のものか、またこれを「馬橇」と呼んでいいものかどうか不明です。結局のところ、きちんとした出典を持って、北海道以外の馬橇について述べることは現時点ではできません。海外の馬橇についてはすみません。
年代表記について
[編集]基本的に西暦(和暦)の表記としています。和暦を併記する必要性について事細かく述べることは割愛します。いくつかの項目に関して、出典にて「明治20年代」とか「明治30年代の後半」などの表現があります。はっきりと「明治26年」とかと書いてあれば「1893年」と換言しても狂いはないのですが、「明治30年代の後半」と言われると、それは明治35年(1902年)のことかもしれないし、明治39年(1906年)のことかもしれないわけで、これを「1900年頃」のように換言してしまうと意味が変わってしまいます。このため、一部の文章では出典に基づいて和暦優先の表記としました。