ノート:駒競行幸絵巻
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この「駒競行幸絵巻」は、下記のような選考・審査を経て良質な記事に選出されています。さらなる加筆と改善によって、秀逸な記事となるような編集を歓迎します。 |
日付 | 選考・審査 | 結果 | |
---|---|---|---|
1. | 2020年12月30日 | 良質な記事の選考 | 通過 |
海外文献での言及
[編集]良質な記事の選考にてコメントした者です。
ちょっと気になってGoogle Scholarで軽く検索してみたところ、以下の論文での言及が見当たりました。
- Penelope E. Mason, Seisen'in and His Sketches. A Kanō Master and Edo Castle, Monumenta Nipponica, Vol. 43, No. 2, pp. 187-196, 1988.
どうも、狩野養信 (これが Seise’in と同一人物と最初わからずに、本記事の内容と見比べて、あれ?と思いました😅)がある小下絵の主題に栄花物語を選んでおり、本作との関係で興味深いという記述のようです。“komakurabe gyoko emaki” で引っかかる範囲では、これ以外には有用そうな言及は見当たらなかったので、海外での研究はあまり気にしなくてもよさそうかなと思います。 --Jutha DDA(会話) 2021年1月4日 (月) 14:38 (UTC)
- 新たな情報、有難うございます。ですがこの論は、駒競ではなく、それを模した狩野晴川院養信の展示を見ての評論であり、駒競は名前を出した程度ですから、残念ながら、この記事には入れられません。 日本人が英論文を書かないことが原因ではありますが、これが欧米での現状です。源氏物語絵巻レベルか、あちらの美術館が所蔵しているもの(例えばボストン美術館の吉備大臣入唐絵巻平治物語絵巻)等でないと、あちらの研究者の論文は存在しないでしょう。今回Jutha DDAさんが紹介して下さった小論も、(おそらく)上智大所属、東京国立博物館で見た、引用文献はすべて日本語ですから。 記事でも書き加えましたが、駒競は日本史の教科書に図版が載っています。となると、「一般にはさほど有名ではない作品」とは言い切れなくなります。 さて、Jutha DDAさんが挙げられた二つの問題点はクリアされたかと存じます。不躾ではありますが、Jutha DDAさんが「現時点でわたしはこの記事の出来について肯定的であ」るのでしたら、 保留以上の評価を付けてくださいますと、忝く存じます。--Falcated(会話) 2021年1月7日 (木) 15:00 (UTC)
- 返信 ご返信いただきありがとうございます。元々「海外には情報がない」という情報をお伝えする意図でしたので、記事に入れられないことに関してはとくに気にしておりません。むしろそのあたりの意図がうまく伝えられておらず、かえってお手をお煩わせしたようで、申し訳ございません。
- あと、さほど有名でなというのは、わたしが多少親しんでいる西洋哲学で例えると、フッサールやデリダはおそらく倫理の教科書に載っていると思われますが、文学部生でも意外と知らない人が多いという、そういうレベルでの「さほど有名ではない」とのニュアンスでした。こちらも曖昧な表現で伝わりづらかったかと反省しております。
- 選考につきましては、再度拝読したところ、追加で少々気になるところが出てまいりましたので、もう少し他の記事や過去の議論なども調べながら検討させていただきます。--Jutha DDA(会話) 2021年1月7日 (木) 17:31 (UTC)
- Jutha DDAさま、お返事ありがとうございます。大学で教えてられているのですか?学生のレベルはそんなものでしょう。私の学生時代でも、高校で世界史を専攻していない人は、苦労しておりました。「追加で少々気になるところ」がございましたら、是非ご指摘願います。--Falcated(会話) 2021年1月11日 (月) 12:35 (UTC)