ノート:黒髭
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全面改稿に関して
[編集]英語版からの訳に関してメモ。本稿は元が秀逸な記事なのでより注意を要する。
- 冒頭文は直訳だと今一、文章のつながりが怪しく気持ち悪いので書き直した(ただし、元の流れには沿っている)。
- 節構成は「経歴」でまとめた以外は原文を維持。ただし節名は一部変えている。
- 掲載画像を増やしている。
- 地名に関しては既に訳されているウィキペディア日本語版の訳を参照した(たとえばBeaufortは、ノースカロライナだと、「ビューフォート」ではなく「ボーフォート」になるなど)。
- カロライナ植民地に関して、ちょうど当時がサウスカロライナとノースカロライナに別れた過度期で、普通の日本語話者ではわからないので多少補足している。
- Quote box で原文を引用している部分は訳していない。また、英語版でコメントアウトされている箇所も訳していない。
- 「Early life」節で、当時のブリストルが国際港云々書いてあるが、前後の文脈の繋がりが曖昧で出典もないため削った(おそらく、言外に黒髭の推定される出身地としたいのだろうけど、ロジックがない)。
- 主張者を帰属化している箇所は、原文だと著者名+著作の発行年だったが著者名のみにした。ただし、ジョンソンは、基本的に『海賊史』で統一した。
定訳不明箇所など
[編集]以下、定訳が不明あるいは難しく、推定などで訳したり注意が必要なもの。
- 船名は定訳があるもの(アン女王の復讐号)以外は基本的に音訳したカナ表記。Mauvaise Rencontre号はフランス語らしく、適切な読みがわからんのでそのまま。
- 副官リチャーズ(Lieutenant Richards) - 通常、Lieutenant は海事であれば大尉が定訳であるが、この者、黒髭の側近で、その通称としての「Lieutenant」だったので副官とした。
- 宣誓供述書(Affidavit) - あくまで被害者に対する調査書(口述書、聞き取り書)なので「宣誓供述書」だとニュアンスが異なるのだが、Affidavitの定訳が宣誓供述書なので仕方なく。
- プラム岬(Plum Point) - プラム・ポイントでも良いか。
- HMS(英国艦) - HMSは原則としてすべて英国艦と訳している。また、HMSのCaptainに限っては「船長」ではなく「艦長」と訳している。
- 代理海事裁判所(Vice admiralty court) - 定訳わからず。総督の職権で開始できる海事裁判所で、臨時海事裁判所と訳しても良さそうだが?
- 貿易委員会(Lords of Trade) - 定訳ありそうだけどわからず。
- 舷側(舷側砲)(broadside) - 舷側と舷側砲どちらに訳すか定まらず。
- 砂州(sandbar) - 砂州が定訳であるが文脈を考えると単に浅瀬の方が適切と思われる箇所も多い。
訳が怪しい部分
[編集]基本的に資料から原文を引用している箇所は怪しい。
- 「表舞台に登場するまで」節
- "he had often distinguished himself for his uncommon boldness and personal courage"(海賊史からの引用箇所)
- 「ニュープロビデンス島時代」節
- 船が泊まってマデイラワインを堪能していたエピソード全般
- 「黒髭として」節
- "such a figure that imagination cannot form an idea of a fury from hell to look more frightful."(海賊史からの引用箇所)
- "a sling over his shoulders ~(略)"(海賊史からの引用箇所)
- 「アレクサンダー・スポッツウッド」節
- ホロウェイがスポッツウッドによってジョン・クレイトンに交代させられた箇所
- ムーア大佐らがバスの町に入り、海賊がいるか確認した箇所
- 「最後の戦い」節
- 基本的には資料からの原文引用箇所全般
- 「死後」節
- まんま訳していない「in pirate sloops and ashore in a tent where the sloops lay」
- ハンズが酒盛りの最中にティーチに膝を撃たれたと訳した箇所。「膝を撃たれた」がなんか違う気がする。