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ノート:1区 (パリ)

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初版執筆メモ(パリ全20区共通)

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パリの各区の記事作成にあたって、迷った点、意見が割れそうな点が多々あります。そこで、余計な議論を避けるため、そして、今後の記事の改善の参考として、以下のとおり初版作成の考え方をメモしておきます。

なお、各区の記事は、パリ20区共通の書式に基づいて作成されています。

記事名について

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パリの各行政区の表記パターンについては、日本語の定訳が無く、ウィキペディア日本語版における表記も記事によってバラバラで、現在、統一が取れていない状況です。「XX区 (パリ)」という記事名についても、意見が分かれると思うので、今後のために、その考え方をあらかじめ記録しておきます。

今回、記事名を決めるに先立ち、表記の現状について、事前に調査することにしました。最初に、市販の旅行ガイドでの表記状況を調べました。結果は次のとおりです。

  • 『ララチッタ』(JTBパブリッシング) - 「1区」
  • 『るるぶ』(JTBパブリッシング) - 「1区」。一部、「第1区」と表記している場合もある。
  • 『ワールドガイド』(JTBパブリッシング) - 「1区」。一部、「第1区」と表記している場合もある。
  • 『ブルーガイドわがまま歩き』(実業之日本社) - 「1区」
  • 『新個人旅行』(昭文社) - 「第1区」
  • 『トラベルストーリー』(昭文社) - 「第1区」
  • 『まっぷる』(昭文社) - 「第1区」
  • 『いい旅・街歩き』(成美堂出版) - 「1区」
  • 『地球の歩き方』(ダイヤモンド社) - 「1区」

上記のとおり、「XX区」という表記パターンを使用しているものが一番多く、「第XX区」がそれに続く結果となりました。「パリXX区」とするものは一つもありませんでした。

次に、ネット上の状況を調べるため、google検索で3つの表記パターン(「パリXX区」、「XX区」、「第XX区」)のヒット件数を比較することにしました。結果は次のとおりです。

  • パリ1区 約 7,990 件、1区&パリ 約 14,900 件、第1区&パリ 約 1,450 件
  • パリ2区 約 2,510 件、2区&パリ 約 24,100 件、第2区&パリ 約 5,080 件
  • パリ3区 約 4,190 件、3区&パリ 約 10,100 件、第3区&パリ 約 1,620 件
  • パリ4区 約 9,910 件、4区&パリ 約 11,300 件、第4区&パリ 約 690 件
  • パリ5区 約 7,550 件中、5区&パリ 約 17,800 件、第5区&パリ 約 1,170 件
  • パリ6区 約 28,700 件、6区&パリ 約 9,490 件、第6区&パリ 約 603 件
  • パリ7区 約 6,040 件、7区&パリ 約 11,400 件、第7区&パリ 約 3,040 件
  • パリ8区 約 13,700 件、8区&パリ 約 6,240 件、第8区&パリ 約 831 件
  • パリ9区 約 6,830 件、9区&パリ 約 6,900 件、第9区&パリ 約 787 件
  • パリ10区 約 16,200 件、10区&パリ 約 46,200 件、第10区&パリ 78 件
  • パリ11区 約 12,200 件、11区&パリ 約 33,800 件、第11区&パリ 70 件
  • パリ12区 約 3,570 件、12区&パリ 約 3,900 件、第12区&パリ 87 件
  • パリ13区 約 5,190 件、13区&パリ 約 42,800 件、第13区&パリ 51 件
  • パリ14区 約 5,840 件、14区&パリ 約 4,160 件、第14区&パリ 65 件
  • パリ15区 約 21,900 件、15区&パリ 約 6,590 件、第15区&パリ 約 59 件
  • パリ16区 約 85,400 件、16区&パリ 約 90,300 件、第16区&パリ 55 件
  • パリ17区 約 29,600 件、17区&パリ 約 3,420 件、第17区&パリ 50 件
  • パリ18区 約 33,800 件、18区&パリ 約 4,890 件、第18区&パリ 40 件
  • パリ19区 約 2,350 件、19区&パリ 約 2,820 件、第19区&パリ 31 件
  • パリ20区 約 9,040 件、20区&パリ 約 3,370 件、第20区&パリ 32 件
    • 注1) 「XX区」の件数は、「パリXX区」「第XX区」を除いたヒット件数である。
    • 注2) 「パリ20区」の件数には、「東京23区」のようにパリの全区を表わすものも含んでいる。

上記のとおり、13の区について「XX区」の表記パターンが最も多く、7つの区が「パリXX区」の表記パターンが多く、すべての区において「第XX区」の表記パターンが最も少ないという結果となりました。

以上の調査結果により、旅行ガイドや検索件数が最も多い「XX区」の表記パターンが最も一般的であると考え、リヨンやマルセイユなどにもある同名の行政区と区別するために、「XX区 (パリ)」という記事名にしました。また、「パリXX区」という用例も決して少なくはないので、こちらはリダイレクトのページを作ることで対処しています。

※上記の調査は、2008年5月末に行ないました。投稿時に、いくつか試みても、それほど変化が無かったので、そのままにしてあります。

総則) 20区共通の書式

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編集画面を見るとわかりますが、記事には20区共通フォーマットが埋め込まれています。東京23区などのフォーマットは全てバラバラが現状ですので、少なくともパリの20区については統一しようと考え、Wikipedia:ウィキプロジェクト 日本の市町村を参考に改良を加え、共通の書式にしています。

ですので、改善自体はもちろん大歓迎ですが、せっかく20区共通の書式を整えていますので、ある区で改善したら、その内容を全ての区に適用していただけるとありがたいです。

なお、編集画面を見ると、このフォーマットには「温泉」などパリには無関係そうな項目も埋め込まれていることがわかります。これは、もともとこのフォーマット作成の動機が、フランスの全自治体に適用が可能な共通のフォーマットを作成しようというところから来ていることによります。いずれどこかで共通フォーマットを提案し、確定してから削除しますので、それまでは残していただけるとありがたいです。また、他の国の自治体の記事を作成する際に参考になれば、幸いです。共通フォーマットについては、さらに検討を加えてウィキプロジェクトなどで提案を考えていますので、その際はよろしくお願いいたします。

総則) 原語の併記について

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記事では、ひとつひとつの項目に原語(フランス語)表記を付けています。当初、この節は不要と考えていましたが、ある記事で「Wikipedia日本語版は日本語のサイトである」という理由だけで有用な原語表記を全て削除してしまった例を偶然見かけたので、以下に原語併記の必要性をまとめてみました。

  • 日本語訳に揺れがあるため、原語を併記しないと何を表わしているかわからなくなる。
    • たとえば、「パリ国立高等音楽・舞踊学校」が「パリ音楽院」、「パリ国立音楽院」、「コンセルヴァトワール」などと様々に表記されるように日本語に定訳が無いものが多く、さらに「ミュゼ」という単語ひとつでも「博物館」という訳と「美術館」という訳で揺れている例(例 カルナヴァレ博物館は「カルナヴァレ美術館」と訳されることもある。)もあり、日本語の訳例が見当たらないことも多い。
    • したがって、日本語訳に原語を併せて表記しないと、その日本語訳がどの仏語表記を示すものなのかわからなくなる。


  • 原語を併記した方が、調べ物に便利である。
    • 原語を頼りに検索して有用なサイトを探し当てたり、仏文の翻訳や作文の役に立つ。実際に「カタガナ語辞典」というものも市販されており(必ず原語が併記されている)、ネットの検索でも「原語表記を知りたい」というものがあるので、需要があると思われる。
    • 記事のように項目ごとに原語を併記して、一覧の形で表記した方が調べやすい。


  • 記事中の詳細地図も原語で表記されている。
    • 記事中の詳細地図が原語で表記されているので、併記されている原語で確認すれば、容易に位置を確認できる。

総則) 五十音順についての注意事項

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記事中、項目を並べるときには、一部の例外を除き五十音順に並べています。また、「ヴ」については、たとえば[Category:フランスの都市]のようにア行に整理することも考えられますが、Wikipedia:索引ではハ行となっています。日本では、ブ(b)音とヴ(v)音を結びつけて捉えるのが普通ですので、ハ行に整理しました。両者の順番ですが、Wikipedia:索引 にあわせて、バ→ヴァ、ビ→ヴィ、ブ→ヴ、ベ→ヴェ、ボ→ヴォの順に並べました。

住民) 人口・人口密度について

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人口、人口密度については、仏語版・英語版・伊語版を参考としていますが、データの扱い方におかしなところがあり、修正・再計算をしています。したがって、結果として仏語版・英語版・伊語版と数値が異なるところもあります。(なお、人口及び人口密度の元となる面積については、さらに説明が必要ですが、現在準備中です。近日中に、この場所に加筆しますので、少しお待ちください。)

人口については、フランス国立統計経済研究所データ (Île-de-Franceのほかは、仏語版の各区記事を参考にしています。
また、人口密度については、計算し直しています。これは、仏語版の場合、人口を割るべき面積が、ある年度は小数点第2位までのものを、また別の年度では小数点第3位までのものを使用しており、データに一貫性が無いので、小数点を統一して人口密度を算出する必要があったためです(たとえば、1区の場合、1962年から1990年までは面積が1.826平方キロメートルですが、それ以外は1,83平方キロメートルとして人口密度を算出しています)。再計算に使用する面積は、より精度が高い小数点第3位までのデータが整っている伊語版を参考としました。なお、英・仏・伊語の各区の記事の面積データ、及び各区の公式サイトに掲載されている面積データの一覧は次のとおりです。
仏語版各区 仏語一覧 英語版各区 伊語版各区 各区公式サイト 各区公式サイト出典url
1区 1.83 1.83 1.83 1.826 1.826 [1]
2区 0.99 0.99 0.99 0.992 0.992 [2]
3区 1.17 1.17 1.17 1.171 1.17 [3]
4区 1.60 1.60 1.60 1.601 1.60 [4]
5区 2.54 2.54 2.54 2.541 ? ?
6区 2.15 2.15 2.15 2.154 ? ?
7区 4.09 4.09 4.09 4.088 4.088 [5]
8区 3.88 3.88 3.88 3.881 3.88 [6]
9区 2.18 2.18 2.18 2.179 ? ?
10区 2.89 2.89 2.89 2.892 2.892 [7]
11区 3.67 3.67 3.67 3.666 3.666 [8]
12区 6.37 6.37 6.38 6.377 ? ?
13区 7.15 7.15 7.15 7.146 7.146 [9]
14区 5.62 5.62 5.62 5.621 6 [10]
15区 8.48 8.48 8.50 8.502 8.502 [11]
16区 7.91 7.91 7.85 7.846 ? ?
17区 5.6695 5.67 5.67 5.669 5.6695 [12]
18区 6.01 6.01 6.01 6.005 6.005 [13]
19区 6.79 6.79 6.79 6.786 ? ?
20区 5.98 5.98 5.984 5.984 5.984 [14]
86.9695 86.97 86.944 86.927 -
以上です。--Whaa 2008年10月12日 (日) 00:34 (UTC)[返信]

政治・行政・司法) 官公庁・公共機関の並びについて

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「主な官公庁・公共機関」については、記事作成開始当時は官公庁・公共機関や施設を「区政」「国・地域圏・県の行政」「司法」に振り分けていましたが、1箇所にまとめたほうが見やすいので、そのようにしました。分野の順序は、国の省庁が区役所の下にあるのは違和感があったので、上級機関から下級機関へ国・地域圏・県・自治体の順番に並べています。

軍事) 軍事について

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パリの詳細地図を見てみると、意外なことに兵舎 (Caserne)が多く、軍事関係自体が他とは異質なので、「軍事」節を作りました(「兵舎」については現在調査中。消防に関するものが混ざっている可能性もある)。士官学校も「教育」節にあると違和感があるので、「軍事」節にまとめています。

教育) フランスの教育機関の日本語表記

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フランスの教育制度は、日本と若干異なりますが、『クラウン仏和辞典 (第6版)』(三省堂)の付録「フランスの教育制度」(pp.1738-1739.)等を参考に、日本語の表記を次のとおりとしました。


  • ユニヴェルシテUniversité) ・・・ 「○○○大学」
    • 日本の大学にあたるため。
    • 同じ高等教育課程にあたる「グランゼコール」(国立行政学院国立美術学校など)も「大学等」として同じ括りにする。


  • リセlycée) ・・・ 「○○○高等学校」
    • 日本の高校1年生~3年生にあたる。
    • 高等教育課程に属する「リセ」もあるので注意が必要。
  • コレージュcollège) ・・・ 「○○○中学校」
    • 日本の小学6年生~中学3年生にあたり、ほぼ日本の中学校に相当するため。
    • コレージュ・ド・フランスのように高等教育機関の場合もあるので、注意が必要。
  • エコール エレマンテールécole élémentaire) ・・・ 「○○○小学校」
    • 日本の小学1年生~5年生にあたり、ほぼ日本の小学校に相当するため。
    • 私立(リーブル)か公立(プリメール)かで、仏語表記が異なるので要注意。


なお、学校の並べ方ですが、千代田区八王子市のように、何故か小学校-中学-高校-大学という順に並べているものが多いようです。しかし、大学に比べ外国の中学校や小学校の情報は得るのが難しいこと、より上級・高等なものからより下級・基礎的な位置づけのものへと並べるのが自然であると思ったので、PJ 日本の市町村でのスタイルマニュアルでも推奨されているとおり、大学-高校-中学-小学校という順に並べています。

文化施設) 動物園・水族館の分類について

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動物園水族館にはショウを行なうものもあり、「観光・憩い」に分類することも考えられましたが、博物館的な要素が強いため、博物館と同じ「文化施設」に分類しています。パリには存在しませんが、「動物公園」「サファリパーク」といった名称のものも、「文化施設」にまとめて分類した方が良いと思います。

観光・憩い) 公園の日本語表記について

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フランスにおける公園の呼称は何種類かありますが、次のように整理しました。


  • パルクParc) ・・・ 「○○○公園」
  • ジャルダンJardin) ・・・ 「○○○庭園」
    • パルクは「公園」、ジャルダンは「庭園」がほぼ定訳のようですので、この表記で問題ないと思います。


  • スクワール (Square) ・・・ 「○○○公園」

スクワールの直訳は「小公園」で、実際に小公園と表記する著書もあります。しかし、パリの緑地一覧 (仏文)を見てみると、Square du Serment-de-Koufra のようにパルクやジャルダンより面積が広いスクワールもあるので、「小公園」の訳語は誤解を招くおそれがあります。よって、「公園」として訳すことにしました。

交通) 道路の日本語表記について

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フランスにおける道路の呼称は何種類かありますが、それに対する日本語の訳が必ずしも一定ではありません。記事作成にあたっては、次のように整理しました。


  • リュRue) ・・・ 「○○○通り」
    • リュは、ほとんどの訳例が「通り」となっているので、この訳で問題ないと思います。


  • アヴニュAvenue) ・・・ 「○○○大通り」
  • ブルヴァールBoulevard) ・・・ 「○○○大通り」
    • アヴニュの直訳は「並木通り」ですが、「シャンゼリゼ大通り」の例のとおり「並木通り」と訳す例はほとんど見掛けません。ゆえにブルヴァールと同じく「大通り」と訳しています。
    • 両者で○○○が同じ場合は、やむを得ず、後ろに「(アヴニュ)」「(ブルヴァール)」を付記することで区別しました。たとえば、「クリシー大通り (アヴニュ)」「クリシー大通り (ブルヴァール)」などです。


  • ヴォワVoie) ・・・ 「○○○道路」
    • ヴォワの直訳は「道」「道路」で、道路一般を指す言葉です。
    • 記事中では、たとえば、ジョルジュ=ポンピドゥー道路Voie Georges-Pompidou)と訳してありますが、今のところこれ以外に良い訳が思いつきません。


  • クールCours) ・・・ 「クール・○○○通り」
    • クールの直訳は「並木の広い通り」ですが、一般には「クール」も含めて固有名詞として扱う(『クラウン仏和辞典』p.354.)とのことなので、「クール」も含めて名称としました。
    • 実際に「クール・ド・ラ・レーヌ通り」という訳例もあります。
  • Quai) ・・・ 「ケ・○○○通り」
    • ケの直訳は「河岸通り」で、その名のとおり、セーヌ川や運河沿い見られる呼称です。ほとんど訳例が見当たらず、ガイドブックなどでは、地図中に原語のまま表記されていることが多いようです。
    • 訳としては「○○○河岸通り」も考えられましたが、訳例があまり見当たりませんでした。そこで、前述の「クール」と同じように、「ケ」も含めて固有名詞として表記したほうが、キーワードとして類推しやすいと考えました。


  • アンパスImpasse) ・・・ 「アンパス・○○○」
    • アンパスの直訳は「袋小路」です。初版の記事中には記述がありませんが、仏語版の記事ではたびたび目にする言葉です。
    • 訳としては「○○○袋小路」も考えられましたが、訳例が見当たりませんでした。そこで、前述の「クール」と同じように、「アンパス」も含めて固有名詞として表記したほうが、キーワードとして類推しやすいと思います。

交通) 広場 (Place) の分類について

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パリの「広場Place)」は、しばしばロータリー状の交差点となっている場合がある一方、公園や公共・公開の空地となっているものもあるので、「観光・憩い」節の「公園・緑地等」と「交通」節の「広場・交差点」のどちらに含めるか、その振り分けについて、何らかの基準や考え方を整理する必要がありました。記事の作成にあたり、パリの市街地図や航空写真などを参考にしながら、次の基準で振り分けてみました。

ただし、


多くは上記の基準で区別できると思いますが、微妙な場合もあり、個別に判断する必要が有ります。

たとえば、「ヴァンドーム広場」は、交差点に位置しておらず、かつ、航空写真等から公共・公開の空地が多くを占めていることが確認できるので、「公園・緑地等」に含めましたが、見方によっては、空地の部分が「拡幅した歩道」にも見えるので、非常に迷いました。

また、「コンコルド広場」は、交差点の機能を有し、かつ「公園・緑地等」の機能を有するものなので、「広場・交差点」に分類していますが、これについても迷いました。テュイルリー公園とグラン・パレやエリゼ宮を含むシャンゼリゼ大通りの緑地帯に挟まれた区画なので、見方によっては「公園・緑地等」に見えるからです。結局、航空写真等により、車両の交通路の形状・面積等から「交通」の要素が強いと考えて、「広場・交差点」に含めています。

とりあえず上記の考え方で分類しましたが、やはり微妙でしょうね。もっと良い分類方法があれば、よろしくお願いいたします。


長くなってしまいましたが、説明は以上です。--Whaa 2008年9月9日 (火) 16:53 (UTC)[返信]