ハイドレンジア
ハイドレンジア | |||||||||
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デリック・スミスの勝負服 | |||||||||
欧字表記 | Hydrangea[1] | ||||||||
品種 | サラブレッド | ||||||||
性別 | 牝[2] | ||||||||
毛色 | 鹿毛[2] | ||||||||
生誕 | 2014年4月1日[2] | ||||||||
父 | Galileo[2] | ||||||||
母 | Beauty Is Truth[2] | ||||||||
母の父 | Pivotal[2] | ||||||||
生国 | アイルランド | ||||||||
生産者 | Beauty Is Truth Syndicate[2] | ||||||||
馬主 |
Derrick Smith, Mrs John Magnier, & Michael Tabor[2] | ||||||||
調教師 | エイダン・オブライエン( アイルランド) | ||||||||
競走成績 | |||||||||
生涯成績 | 19戦4勝[2] | ||||||||
獲得賞金 | £976,930[2] | ||||||||
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ハイドレンジア (Hydrangea[1]) はアイルランドの競走馬である。主な勝ち鞍は2017年のメイトロンステークス(GI)、ブリティッシュ・チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークス(GI)。馬名の意味は「アジサイ」。
戦績
[編集]2016年7月にカラ競馬場でデビューし、3戦目で勝ち上がる。続くデビュータントステークスで僚馬ロードデンドロンの2着になると、モイグレアスタッドステークスでイントリケイトリーの2着、フィリーズマイルではまたもロードデンドロンの2着と、勝ち切れない競馬が続いた。フィリーズマイルの後はブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズターフに遠征したが、最下位の14着と大敗を喫した[2]。
2017年は初戦の愛1000ギニートライアルで僚馬ウィンターを僅かに退けて重賞初制覇。しかし、その後は英1000ギニー、愛1000ギニー、コロネーションステークス、ナッソーステークスと全てウィンターの後塵を拝した[2]。しかし、9月のメイトロンステークスでは初騎乗のウェイン・ローダンに導かれ、圧倒的1番人気のウィンターの追撃をアタマ差凌いで優勝し、7度目のG1挑戦で待望の初タイトルを手にした[3]。次戦のオペラ賞からはエイダン・オブライエン厩舎の筆頭主戦騎手であるライアン・ムーアに乗り替わった。オペラ賞は2着に敗れたが、次戦はムーアからの距離延長の進言により、初の12ハロン戦となるブリティッシュ・チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークスに出走。2着に2馬身差をつける快勝でG1・2勝目を挙げた[4]。
2018年は初戦のランウェイズスタッドステークスこそ2着だったが、次戦のデュークオブケンブリッジステークスでは8着と大敗した。その後はキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスは牡馬の強豪に挑んだが、7頭立ての最下位に終わる。秋はブリティッシュ・チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークスで連覇を狙ったが5着となり、同レースを最後に現役を引退した[2]。
競走成績
[編集]以下の内容は、Racing Post[2]の情報に基づく。
出走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離 | 着順 | 騎手 | 着差 | 1着(2着)馬 |
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2016. 7.17 | カラ | 未勝利 | 芝6f | 10着 | J.ヘファーナン | 5馬身1/4 | Velveteen | |
7.28 | ゴールウェイ | 未勝利 | 芝7f | 2着 | J.ヘファーナン | 2馬身 | Eziyra | |
8. 7 | カラ | 牝馬限定戦 | 芝7f | 1着 | J.ヘファーナン | 2馬身1/4 | (Madame Cherie) | |
8.21 | カラ | デビュータントステークス | G2 | 芝7f | 2着 | P.ベギー | アタマ | Rhododendron |
9.11 | カラ | モイグレアスタッドステークス | G1 | 芝7f | 2着 | P.ベギー | 短頭 | Intricately |
10. 7 | ニューマーケット | フィリーズマイル | G1 | 芝8f | 2着 | J.ヘファーナン | 2馬身1/4 | (Rhododendron) |
11. 4 | サンタアニタ | BCジュヴェナイルフィリーズターフ | G1 | 芝8f | 14着 | J.ヘファーナン | 18馬身1/2 | New Money Honey |
2017. 4. 8 | レパーズタウン | 愛1000ギニートライアルステークス | G3 | 芝7f | 1着 | P.ベギー | アタマ | (Winter) |
5. 7 | ニューマーケット | 英1000ギニー | G1 | 芝8f | 10着 | P.ベギー | 15馬身 | Winter |
5.28 | カラ | 愛1000ギニー | G1 | 芝8f | 3着 | P.ベギー | 5馬身 | Winter |
6.23 | アスコット | コロネーションステークス | G1 | 芝8f | 3着 | P.ベギー | 2馬身1/2 | Winter |
8. 3 | グッドウッド | ナッソーステークス | G1 | 芝10f | 4着 | J.ヘファーナン | 3馬身 | Winter |
9. 9 | レパーズタウン | メイトロンステークス | G1 | 芝8f | 1着 | W.ローダン | アタマ | (Winter) |
10. 1 | シャンティイ | オペラ賞 | G1 | 芝10f | 2着 | R.ムーア | アタマ | Rhododendron |
10.21 | アスコット | 英チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークス | G1 | 芝12f | 1着 | R.ムーア | 2馬身 | (Bateel) |
2018. 5.26 | カラ | ランウェイズスタッドステークス | G2 | 芝8f | 2着 | R.ムーア | 1馬身3/4 | Opal Tiara |
6.20 | アスコット | デュークオブケンブリッジステークス | G2 | 芝8f | 8着 | R.ムーア | 9馬身1/4 | Aljazzi |
7.28 | アスコット | キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス | G1 | 芝12f | 7着 | R.ムーア | 39馬身 | Poet's Word |
10.20 | アスコット | 英チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークス | G1 | 芝12f | 5着 | D.オブライエン | 10馬身1/2 | Magical |
繁殖牝馬時代
[編集]2019年から繁殖入り。ディープインパクトとの交配のため、日本のノーザンファームに預託された[5]。
血統表
[編集]ハイドレンジアの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | サドラーズウェルズ系 |
[§ 2] | ||
父 Galileo 1998 鹿毛 |
父の父 Sadler's Wells1981 鹿毛 |
Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | ||||
Fairy Bridge | Bold Reason | |||
Special | ||||
父の母 Urban Sea1989 栗毛 |
Miswaki | Mr. Prospector | ||
Hopespringseternal | ||||
Allegretta | Lombard | |||
Anatevka | ||||
母 Beauty Is Truth 2004 鹿毛 |
Pivotal 1993 栗毛 |
Polar Falcon | Nureyev | |
Marie d'Argonne | ||||
Fearless Revival | Cozzene | |||
Stufida | ||||
母の母 Zelding1995 鹿毛 |
*ウォーニング | Known Fact | ||
Slightly Dangerous | ||||
Zelda | Caerleon | |||
Mill Princess | ||||
母系(F-No.) | 8号族(FN:8-c) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Northern Dancer3×5=15.63%、Special4×5=9.38% | [§ 4] | ||
出典 |
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- 母ビューティーイズトゥルース(Beauty Is Truth)は主にフランスで走り、G2グロシェーヌ賞など重賞を2勝[6]。
- ダンシリ産駒の半姉ファイアーリリー(Fire Lily)はアイルランドでG3を3勝[7]。
- 全兄ザユナイテッドステイツ(The United States)は豪G1ランヴェットステークスの勝ち馬[8]。
- 全妹ハモーサは2019年英1000ギニー、愛1000ギニーの勝ち馬[8]。
脚注
[編集]- ^ a b ハイドレンジア(IRE). JBIS-Search. 2019年8月28日閲覧
- ^ a b c d e f g h i j k l m n Hydrangea | Race Record & Form. Racing Post. 2019年8月28日閲覧
- ^ “Full Result 5.35 Leopardstown (IRE) 9 September 2017”. Racing Post. 2019年8月27日閲覧。
- ^ “O'Brien equals Group-One race record”. O'Brien equals Group-One race record (2017年10月21日). 2019年8月29日閲覧。
- ^ “Deep Impact, la disparition d’un cheval hors norme”. Jour de Galop (2019年7月30日). 2019年8月27日閲覧。
- ^ “Beauty Is Truth(IRE)”. JBIS-Search. 2019年8月28日閲覧。
- ^ “Fire Lily(IRE)”. JBIS-Search. 2019年8月28日閲覧。
- ^ a b “ハイドレンジアの血統表”. netkeiba.com. 2019年8月28日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post