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ハイドログラフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ハイドログラフ英語:hydrograph 流入量時刻歴)は横軸に時間をとり、縦軸に流量あるいは水位をとり、その時間変化を表した図のことである[1]。縦軸の流量あるいは水位は目的に応じて選ぶ。ハイドログラフは洪水の時間的な変化や水資源の年間の変動などを表現するために用いる。

洪水の防止と、被害やリスクの低減のため、最大流量流出量だけでなく、波形勾配を考慮する提案がある[2]。国や自治体において、洪水、土石流などの危険地図(ハザードマップ)を作成、検討するにあたっての利用も進んでいる[3]

出典・脚注

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  1. ^ ハイドログラフ (PDF) 国土交通省
  2. ^ 原田紹臣、赤澤史顕 ほか (2013年) (PDF), ため池決壊に伴う洪水流出過程に関する研究, 土木学会論文集B1(水工学)8号=741 pp.615-619, 81, ISSN 1882-2770, https://doi.org/10.2208/jscejhe.69.I_1213 2017年7月20日閲覧。 
  3. ^ 土石流発生時のハイドログラフが土石流計算結果に及ぼす影響 (PDF) , 西口幸希((株)建設技術研究所),平成25年度砂防学会研究発表会