ハイドロフォニア
表示
『ハイドロフォニア』 | ||||
---|---|---|---|---|
ロイネ・ストルト の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1998年2月 - 5月[1] | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
フォックストロット・レコード リイシュー: インサイド・アウト・ミュージック | |||
プロデュース | ドン・アザロ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ロイネ・ストルト アルバム 年表 | ||||
|
『ハイドロフォニア』(Hydrophonia)は、スウェーデンのプログレッシブ・ロック・ミュージシャン、ロイネ・ストルトが1998年に発表したスタジオ・アルバム。
解説
[編集]全曲ともインストゥルメンタルで、ストルト率いるザ・フラワー・キングスのドラマーであるハイメ・サラザールと、同バンドの関連人脈のサクソフォーン奏者、ウルフ・ヴァランデルと共に録音された[2]。ストルト自身は、本作におけるマリンバや集団的な即興演奏の導入に関して、フランク・ザッパからの影響と説明している[3]。
François Coutureはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け、ザッパおよびキング・クリムゾンからの影響を指摘した上で、全体像に関して「ザ・フラワー・キングスのアルバムでは見られなかった、簡素な美しさに到達している。このグループのアルバムほど仰々しくなく、全編でメロディが強調されている」と評している[2]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「生と電気ギターを巧みに使いこなした幻想的かつ清楚な音の空間は、ごく自然に耳に馴染む」と評されている[4]。
収録曲
[編集]全曲ともロイネ・ストルト作。
- "Cosmic Lodge" - 7:13
- "Shipbuilding" - 5:51
- "Little Cottage by the Sea" - 4:55
- "Wreck of HMS Nemesis" - 11:55
- "Bizarre Seahorse Sex Attack" - 6:00
- "Oceanna Baby Dolphin" - 3:26
- "Nuclear Nemo" - 6:27
- "Hydrophonia" - 6:11
- "Lobsterland Groove" - 6:19
- "Seafood Kitchen Thing" - 9:25
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ a b c Couture, François. “Roine Stolt - Hydrophonia Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2024年2月22日閲覧。
- ^ “Roine Stolt interview regarding Agents of Mercy, The Flower Kings, Kaipa...”. psychedelicbaby (2011年). 2024年2月22日閲覧。
- ^ “ロイネ・ストルト/ハイドロフォニア”. CDJournal. 音楽出版社. 2024年2月22日閲覧。