ハインツ小体
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ハインツ小体(ハインツしょうたい、英:Heinz body)とは酸化障害によるヘモグロビンの酸化変性物の集塊(封入体)。血液塗抹標本上で焦点をずらすことによって、屈折性の顆粒として観察できる。イヌではタマネギ中毒や薬物誘発性(アセトアミノフェンやプロピレングリコールなど)の溶血性貧血で認められることが多い。ネコでは糖尿病性ケトアシドーシスの際に認められる。ロマノフスキー染色では透明、ニューメチレン青染色、ブリリアントクレシル青染色では青色に染まる。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]日本獣医内科学アカデミー編 『獣医内科学(小動物編)』 文永堂出版 2005年 ISBN 4830032006