ハゴロモヅル
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ハゴロモヅル | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ハゴロモヅル Grus paradisea
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保全状況評価[a 1][a 2] | ||||||||||||||||||||||||||||||
VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ワシントン条約附属書II類
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Grus paradisea (Lichtenstein, 1793) | ||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||||||||
Anthropoides paradisea | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ハゴロモヅル | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Blue crane Stanley crane |
ハゴロモヅル(羽衣鶴、Grus paradisea)は、ツル目ツル科ツル属に分類される鳥類。
分布
[編集]スワジランド、ナミビアの一部、南アフリカ共和国[1][2][a 2]
形態
[編集]全長100センチメートル[1][2]。頭部や頸部が羽毛で覆われ、皮膚が裸出しない[1][2]。前頸から胸部にかけての羽毛は伸長する[2]。全身の羽衣は淡青灰色[1][2]。頭頂や眼先の羽衣は白や灰白色[1][2]。三列風切が伸長し、地面に達する[1][2]。次列風切や三列風切の先端は黒い[2]。
虹彩は褐色[2]。嘴はピンクがかった黄色[2]。後肢は黒い[2]。気管は鎖骨の間を曲がりくねる[2]。
生態
[編集]高原にある水場周辺の乾燥した草原に生息する[1][2]。夜間は水場で休む[1][2]。
食性は動物食傾向の強い雑食で、昆虫、甲殻類、魚類、小型爬虫類、種子などを食べる[1][2]。
繁殖形態は卵生。乾燥した地表(湿原に巣を作った例もあり)に直接もしくは石や草を敷いた巣に、南アフリカ共和国の個体群は10-12月に1回に1-3個(主に2個)の卵を産む[1][2]。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は30-33日[2]。
人間との関係
[編集]農作物を食害する害鳥とみなされることもある[2]。
開発による生息地の破壊、害鳥としての駆除などにより生息数は激減している[1]。1993年における生息数は21,000羽未満と推定されている[1]。
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ^ CITES homepage
- ^ a b
The IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2008. Grus paradisea. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4.