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ハサン・マハブーブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハサン・マハブーブ Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム アリー・ハサン・マハブーブ
国籍 バーレーンの旗 バーレーン
競技 陸上競技
種目 長距離走マラソン
生年月日 (1981-12-31) 1981年12月31日(42歳)[1]
生誕地  ケニア・カプサベト
自己ベスト
3000m 7分44秒99(2008年Liege)[1]
5000m 13分18秒98(2008年Heusden-Zolder)[1]
10000m 27分21秒40(2012年Wageningen )[1]
マラソン 2時間12分38秒(2014年仁川)[1]
獲得メダル
バーレーンの旗 バーレーン
男子 陸上
アジア大会
2006 ドーハ 10,000 m
2010 広州 5000 m
2014 仁川 マラソン
2010 広州 10,000 m
ミリタリーワールドゲームズ
2011 リオデジャネイロ 10,000 m
アジア陸上選手権
2007 アンマン 10,000 m
2009 広州 5000 m
2009 広州 10,000 m
2011 神戸 10,000 m
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アリー・ハサン・マハブーブ (アラビア語: علي حسن محبوب‎、Ali Hasan Mahboob、旧名 シラス・キルイ1981年12月31日 - ) は、ケニア生まれバーレーン国籍の陸上競技長距離選手である。2006年シーズンの前にケニアからバーレーンに帰化し、アジア大会などで金メダルを複数獲得している。日本の報道では「ハサン・マフブーブ」と表記されることもある。

略歴

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競技生活の初め、マハブーブはロードレースに力を注ぎ、2005年にはプラハ・ハーフマラソンで優勝した。

トラック競技デビューとなる2006年アジア大会で、10,000メートルで優勝を飾ると[2]、翌2007年には、陸上アジア選手権10,000メートルで銅メダルを獲得、さらに同年パン・アラブ大会の10,000メートルで優勝、5,000メートルでも銅メダルの活躍を見せた[3]

2008年北京オリンピック10,000メートル決勝では27分55秒14のタイムで18位となった。2009年の陸上アジア選手権では10,000メートルの陸上アジア選手権大会記録となる28分23秒70で優勝した[4]

2010年には世界クロスカントリー選手権大会で競争の激しい男子部門で6位に入賞。同年のアジア大会では10,000メートルで3位、5,000メートルで優勝している[5]

2011年は世界クロスカントリー選手権大会で再度10位以内でゴールしたほか、アジア陸上選手権大会10,000メートルで優勝、ミリタリーワールドゲームズ10,000メートルで2位[6][7]となったほか、パン・アラブ大会の10,000メートルで優勝、5,000メートルでも銅メダルを獲得した[8]

2012年のアジアクロスカントリー選手権大会では4位に入賞し、バーレーン国籍選手による上位4位独占を果たした[9]ほか、10,000メートルの自己ベストタイム27分21秒40を記録した。

2014年アジア大会陸上では初マラソンで松村康平川内優輝の日本勢を上回り、2時間12分38秒で優勝した。

脚注

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  1. ^ a b c d e http://www.iaaf.org/athletes/bahrain/ali-hasan-mahbood-231050
  2. ^ Negash, Elshadai (10 December 2006). “Kirui in new guise of Mahboob springs a surprise in Doha”. IAAF.org. オリジナルの2007年1月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20070114060551/http://www.iaaf.org/news/newsId%3D37014%2Cprinter.html 2007年5月8日閲覧。 
  3. ^ Jeux Panarabes RESULTATS TECHNIQUES. Fédération Algérienne d'Athlétisme. Retrieved on 2010-07-08.
  4. ^ Another strong day for Japan as Asian championships conclude. IAAF (2009-11-09). Retrieved on 2011-07-09.
  5. ^ Bahrain takes two distance running golds - Asian Games, Day 6. IAAF (2010-11-27). Retrieved on 2010-11-28.
  6. ^ AsC Kobe JPN 7 - 10 July 19th Asian Championships. Tilastopaja. Retrieved on 2011-08-13.
  7. ^ CISM Río de Janeiro BRA 17 - 23 July. Tilastopaja. Retrieved on 2011-08-19.
  8. ^ Georgiotis, Vasileios (2011-12-21). Qatar’s young guns shine in Doha – Arab Games report. IAAF. Retrieved on 2011-12-21.
  9. ^ Krishnan, Ram. Murali (2012-03-25). Bahrain dominates at Asian XC champs. IAAF. Retrieved on 2012-03-26.

外部リンク

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