ハシグチリンタロウ
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ハシグチリンタロウ | |
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生誕 |
1985年8月25日 長崎県 |
ハシグチ リンタロウ(1985年8月25日 - )は、日本の書家、WLIGHTER(ハシグチの造語、書き、灯す人の意[1])。
来歴
[編集]長崎県出身。
10代の頃、パンクロックに衝撃を受け、創作活動の原点となる。2004年に福岡教育大学書道専攻課程に入学[2]。伝統的な書道技術や美意識を学ぶ一方で、戦後の様々な前衛芸術運動に感化され、中でも戦後日本を代表する書家・井上有一の「書は万人の芸術である」という考えに触発され、「紙と鉛筆があればタダでできる一番簡単な芸術」「日常から生まれた、生きるためのエネルギー」として書を展開[3]。日々生活の中で閃くインスピレーションを断片的な言葉でノートに書き付けている。制作は、高価な毛筆代わりにタオルを用い、パンクロックを聴きながら一気に書き上げる。身体的リアリティを通じた「感情の言語化」をした作品性で、書家が技術研鑽をし、筆の技術を修得して「美しく」書くこととは正反対の道を行っている[4]。
2015年、美術団体「天作会」メンバーに抜擢[5]。2018年 「ART SHODO TOKYO」に選出。[6]2019年、アートフェア東京2019出展[7]、「LUMINE meets ART AWARD 2018-2019」グランプリ受賞時には、審査員である遠山正道に「エゴが飼いならされた現代において、突き刺さるような圧倒的な自我。説明のいらない久々の存在。」[8]と評される。 シェル美術賞2019入選。2020年 ARTISTS’FAIR KYOTO 2020[9]へ選出。
受賞
[編集]脚注
[編集]- ^ “しるしと人類 | 岩田屋本店 | 岩田屋 店舗情報”. www.iwataya-mitsukoshi.mistore.jp. 2023年1月22日閲覧。
- ^ “ハシグチ リンタロウ – 日本橋アナーキー文化センター”. 2023年1月22日閲覧。
- ^ “Nao Masaki | ハシグチリンタロウ Lintalow Hashiguchi”. Gallery NAO MASAKI. 2023年1月22日閲覧。
- ^ “ハシグチリンタロウ作品を徹底分析してみよう vol.1~感情というリアルな言語”. みじんこ (2019年3月13日). 2023年1月22日閲覧。
- ^ “魚武書道作品出品書道展( 第8回 天作会 詳細):詩人三代目魚武濱田成夫ブログ:So-net blog”. orekosogaore.blog.ss-blog.jp. 2023年1月22日閲覧。
- ^ “ART SHODO TOKYO AUTUMN 2018”. ART SHODO TOKYO AUTUMN 2018. 2023年1月22日閲覧。
- ^ “Art Fair Tokyo 2019”. Gallery NAO MASAKI. 2023年1月22日閲覧。
- ^ “遠山 正道 op Instagram : "#ハシグチリンタロウ #ルミネミーツアートアワード #グランプリ 「エゴが飼いならされた現代において、突き刺さるような圧倒的な自我。 説明のいらない久々の存在。」遠山 #準グランプリ #池田はなえ #小鳥が好きすぎる作家 #先ず欲しくなる"”. Instagram. 2024年2月5日閲覧。
- ^ “Lintalow Hashiguchi”. ARTISTS’ FAIR KYOTO 2020 | 京都発アート・オブ・シンギュラリティ 既存の枠組みを超えたアートフェア. 2023年1月22日閲覧。
- ^ “ルミネのアートアワード「LUMINE meets ART AWARD 2018-2019」受賞者決定! | 株式会社ルミネ”. Digital PR Platform. 2023年1月22日閲覧。
- ^ “シェル美術賞2019 受賞・入選作家一覧 | アーカイブ”. 出光興産. 2023年1月22日閲覧。
外部リンク
[編集]- ハシグチリンタロウ (@melt_record) - Instagram
- Nao Masaki | ハシグチリンタロウ Lintalow Hashiguchi
- ハシグチリンタロウ (@MAFgensho) - X(旧Twitter)