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ハナチョウジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハナチョウジ
ハナチョウジ
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類
core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: シソ目 Lamiales
: オオバコ科 Plantaginaceae
: Russelieae
: ハナチョウジ属 Russelia
: ハナチョウジ R. equisetiformis
学名
Russelia equisetiformis Schltdl. et Cham.
シノニム

Russelia juncea Zucc.

英名
coral plant
傾斜地に植栽されるハナチョウジ

ハナチョウジ(花丁字、別名:ルッセリア又はラッセリア、学名:Russelia equisetiformis)はオオバコ科(旧ゴマノハグサ科ハナチョウジ属の常緑低木。

特徴

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高さ0.5–2 mほど。緑色で4稜の枝が長く垂れる。葉の多くは鱗片状に退化して目立たないが、徒長枝の枝分かれ部分に全縁の葉が輪生することもある。花は長さ2–3 cmの筒状(丁字形)で赤色が多いが、稀に黄白色や桃色の品種もある。通年開花がみられる[1][2]

分布、利用

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メキシコ原産で、南日本で植栽される。庭木、生垣、公園樹、法面緑化用。斜面や岩壁の緑化に用いられる様は野生状にみえる[1][2]

画像

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脚注

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  1. ^ a b (大川 & 林 2016, p. 402)
  2. ^ a b (林 & 名嘉 2022, p. 212)

参考文献

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  • 米倉浩司; 梶田忠 (2003年). “ハナチョウジ Russelia equisetiformis Schltdl. et Cham.”. BG Plants 和名-学名インデックス (YList). 2024年8月12日閲覧。
  • 大川智史; 林将之『ネイチャーガイド 琉球の樹木 奄美・沖縄~八重山の亜熱帯植物図鑑』文一総合出版、東京都新宿区、2016年。ISBN 9784829984024 
  • 林将之; 名嘉初美『沖縄の身近な植物図鑑』ボーダーインク、2022年。ISBN 9784899824350 

外部リンク

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