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ハナムシロガイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ハナムシロガイは、有毒種の貝。


日本で中毒原因となる有毒種は、小型ではバイ科バイ(毒性のあるのは一部地域の物。通常食べられている。食中毒情報は自治体より得るのが良い)、ムシロガイ科のキンシバイ、大型ではフジツガイ科のボウシュウボラの内臓(身は食べられる)である。

ムシロガイ科のアラレガイとオオハナムシロ(ハナムシロガイ)、オキニシ科オオナルトボラからもフグ毒の検出例がある。

その他、中国大陸ではムシロガイ科のZeuxis samiplicutus、台湾では同科のオキナワハナムシロサメムシロマクラガイ科ジュドウマクラなども有毒で、中毒を引き起こしている。 https://www.chem-station.com/yukitopics/hugu.htm

概要

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有毒部位 - 筋肉、内臓

中毒発生状況

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バイによるフグ毒中毒は1957年に新潟県寺泊産、1980年に福井県坂尻産のもので発生している。キンシバイによる中毒は2007年に長崎県、2008年に熊本県、2015年に長崎県で各1件発生し、それぞれ1名の患者を出している。ボウシュウボラによる中毒は1979年から1987年にかけて静岡県、和歌山県、宮崎県で各1件発生し、患者総数は4名である。小型巻貝によるフグ毒中毒は中国大陸では320件以上、台湾でも9件が報告されている。 http://www.sea-net.pref.fukuoka.jp/gaiyo/kenkyuu/Vol16/k16-25.pdf

中毒症状

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魚類のフグ毒中毒と同じ

毒成分

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テトロドトキシン

参考

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