ハヴ・ギター、ウィル・トラヴェル (エディ・アーノルドのアルバム)
『ハヴ・ギター、ウィル・トラヴェル』 | ||||
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エディ・アーノルド の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | カントリー・ミュージック | |||
レーベル | RCAビクター | |||
アルバム 年表 | ||||
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『ハヴ・ギター、ウィル・トラヴェル』(Have Guitar, Will Travel) は、アメリカ合衆国のカントリー・ミュージックの歌手エディ・アーノルドのアルバム。1959年にRCAビクターからリリースされた(カタログ番号 LPM-1928)。このアルバムには12曲が収録されており、それぞれの曲は別々の州ないし都市について歌っている[1]。
リリース当時、ロジャー・テムズ (Roger Thames) はアーノルドの演奏について、「彼が平均的な水準より数段上を行っていることが再び示された ... 彼が最も得意とする楽曲を最高の状態で歌っている (demonstrates again that he is a few cuts above the average ... this is the kind of song he does best, and he's at his best singing them)」と書き記した[2]。
また別のレビューは、「アーノルドの鼻にかかった声は、この手の曲に真実味を与えており、まるで楽曲ごとに彼が出身地を変えているかのようだ (Arnold's nasal tones sound so sincere in each song it seems like he's plugging his home state in each one)」と述べた[3]。
このアルバムは、『ロサンゼルス・タイムス』紙のウォーリー・ジョージ (Wally George) からの好意的に評価された。ジョージは、アーノルドの歌とギターを賞賛した上で、「判決:レコードを買って、聞くこと (Verdict: Have record, will listen)」と結論づけた[4]。
AllMusic は、このアルバムに星2つを付けた[5]。レビューしたスティーヴン・トマス・アールワイン (Stephen Thomas Erlewine) は、アーノルド版の「Carry Me Back to Old Virginny」を褒め、旅というコンセプトを盛り込んだことを好意的に評したが、結論としては「アルバムとしてよりも、モノとして面白い (more interesting as an artifact than an album)」とした[5]。
トラックリスト
[編集]Side A
- "Indiana"
- "Oklahoma Hills"
- "Mister and Mississippi"
- "Stars Fell on Alabama" (アラバマに星落ちて)
- "Idaho"
- "Kentucky Babe"
Side B
- "Missouri"
- "Carolina in the Morning"
- "Carry Me Back to Old Virginny" (James A. Bland)
- "On Miami Shore"
- "Beautiful Ohio"
- "Georgia on My Mind" (我が心のジョージア)
脚注
[編集]- ^ Eddy Arnold - Have Guitar Will Travel - Discogs
- ^ Roger Thames (February 2, 1959). “Eddy's guitars could built up team following”. The Birmingham News: p. 12
- ^ Lynn Hopper (March 15, 1959). “Mitch Miller 'Unleashes' 3d 'Sing Along' Album”. The Indianapolis Star
- ^ Wally George (March 1, 1959). “Court of Records”. Los Angeles Times
- ^ a b “Have Guitar, Will Travel”. AllMusic. December 18, 2020閲覧。