バイロン・キング=ノエル (第12代ウェントワース男爵)
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第12代ウェントワース男爵バイロン・キング=ノエル(英語: Byron King-Noel, 12th Baron Wentworth、出生名バイロン・キング(Byron King)、1836年5月12日 – 1862年9月1日)は、イングランド貴族。1838年から1862年までオッカム子爵の儀礼称号を使用した[1]。
生涯
[編集]第8代キング男爵ウィリアム・キング(1805年 – 1893年、1838年にラブレス伯爵に叙爵)とエイダ・ラブレス(1815年12月10日 – 1852年11月27日、第6代バイロン男爵ジョージ・ゴードン・バイロンと第11代ウェントワース女男爵アン・バイロンの娘)の長男として[2]、1836年5月12日にセント・ジェームズ・スクエアで生まれ、6月25日にオッカムで洗礼を受けた[1]。
1860年5月26日に母方の祖母が死去すると、ウェントワース男爵位を継承、同年9月29日にヴィクトリア女王の認可状を受けて祖母の旧姓「ノエル」を姓に加えた[1]。
生涯未婚のまま1862年9月1日にウィンブルドン・ヒルで死去、弟ラルフ・ゴードン・ノエルが爵位を継承した[1]。父に先立って死去したため、ラブレス伯爵位を継承することはなかった。
出典
[編集]- ^ a b c d e Cokayne, George Edward, ed. (1898). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (U to Z, appendix, corrigenda, occurrences after 1 January 1898, and general index to notes, &c.) (英語). Vol. 8 (1st ed.). London: George Bell & Sons. p. 101.
- ^ Toole, Betty Alexandra (1 September 2017) [2004]. "Byron, (Augusta) Ada [married name (Augusta) Ada King, countess of Lovelace]". Oxford Dictionary of National Biography (英語) (online ed.). Oxford University Press. doi:10.1093/ref:odnb/37253。 (要購読、またはイギリス公立図書館への会員加入。)
イングランドの爵位 | ||
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先代 アン・バイロン |
ウェントワース男爵 1860年 – 1862年 |
次代 ラルフ・キング=ミルバンク |