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バギオ大地震

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バギオ大地震
バギオ大地震により倒壊したビル
震源の位置(USGS)
バギオ大地震の位置(フィリピン内)
バギオ大地震
バギオ大地震の位置(ルソン島内)
バギオ大地震
震央
本震
発生日 1990年7月16日
発生時刻 16時26分(現地時間)
座標 北緯15度40分44秒 東経121度10分19秒 / 北緯15.679度 東経121.172度 / 15.679; 121.172座標: 北緯15度40分44秒 東経121度10分19秒 / 北緯15.679度 東経121.172度 / 15.679; 121.172[1]
震源の深さ 25[2] km
規模    マグニチュード(M)7.6[3] ; 7.8[2]
最大震度    メルカリ震度階級IX:ルソン島
余震
回数 Mw4.0以上:188回
最大余震 1990年7月18日6:14(現地時間)、Mw6.5
被害
死傷者数 死者1621人
負傷者3000人以上
被害地域 フィリピンの旗 フィリピン
出典:特に注記がない場合はUSGS[1]による。
プロジェクト:地球科学
プロジェクト:災害
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バギオ大地震(バギオだいじしん)は、フィリピンバギオ1990年7月16日16時26分に発生したマグニチュード7.8の地震ルソン島地震英語: 1990 Luzon earthquake[3]1990年フィリピン地震[4]等ともよばれる。

断層

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この地震により110km以上に及ぶ地震断層が地表に現れ、横ずれは最大で5mに達した。液状化現象地盤沈下斜面崩壊が各地で見られ、被災範囲は東西約100km、南北約150kmにわたった[4]。翌17日に逆断層運動によると考えられるモーメントマグニチュード6.4の最大余震が発生した[3]

被害

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この地震により1,621人が死亡し、数千人が負傷した。当時のバギオでは最高級のホテルであったハイアット・テラス・ホテルをはじめ、ホテルなどの建築物が多数倒壊した。

題材とした作品

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脚注

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  1. ^ a b M 7.7 - Luzon, Philippines”. United States Geological Survey (July 16, 1990). August 31, 2017時点のオリジナルよりアーカイブAugust 31, 2017閲覧。
  2. ^ a b 理科年表』1994年版、丸善、1993年11月、p.875
  3. ^ a b c 阿部勝征 フィリピン・ルソン島地震(1990年7月16日)の地震学的調査 東京大学地震研究所彙報. 第65冊第4号, 1991年3月29日, pp.851-873
  4. ^ a b 佐藤忠信、東原紘道、小長井一男1990年フィリピン地震の地盤震動強度と構造物の被害 京都大学防災研究所年報34巻 1991年4月1日 pp.63-80

外部リンク

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