バトルス
バトルス Battles | |
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バトルス(2015年) | |
基本情報 | |
出身地 |
アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク |
ジャンル |
エクスペリメンタル・ロック ポストロック ポスト・ハードコア プログレッシヴ・ロック マスロック |
活動期間 | 2003年 - |
レーベル |
ワープ・レコーズ Beat Records |
共同作業者 |
ドン・キャバレロ ヘルメット ストーム&ストレス トマホーク |
公式サイト |
www |
メンバー |
イアン・ウィリアムス ジョン・ステニアー |
旧メンバー |
タイヨンダイ・ブラクストン デイヴ・コノプカ |
バトルス(英: Battles)は、アメリカのエクスペリメンタル・ロック・バンド。ニューヨーク出身。
概要
[編集]2002年、元ドン・キャバレロ/ストーム・アンド・ストレスのイアン・ウィリアムス、フリー・ジャズ界の巨匠アンソニー・ブラクストンを父に持つタイヨンダイ・ブラクストン、元リンクスのデイヴィッド・コノプカ、元ヘルメット/トマホークのジョン・ステイナーの4人で結成[1]。2005年、Prefuse 73の日本ツアーに同行し、2公演を行う。
3枚のEP作品をリリース後、2007年ワープ・レコーズよりファースト・アルバム『ミラード』をリリース[2]。アルバムからのシングル「Atlas」は高い評価を受け、各音楽メディアが発表する年間のベストリストにあげられた[3][4]。同年のフジロックフェスティバルに出演し、日本でのツアーで単独4公演を行う。
2009年、エレクトラグライドに出演。同年、タイヨンダイがソロ・アルバム『Central Market』を発表し、翌2010年に脱退[5]。
バンドは残された3人でアルバムを制作、ゲスト・ボーカルにゲイリー・ニューマン、マティアス・アグアーヨ、ブロンド・レッドヘッドのカズ・マキノ、ボアダムスの山塚アイを迎え、2011年にセカンド・アルバム『グロス・ドロップ』をリリース[6][7]。同年、SonarSound Tokyo、フジロックフェスティバルに出演し、日本ツアー単独3公演を行う。
2015年9月、サード・アルバム『ラ・ディ・ダ・ディ』をリリース。同11月には、サポートアクトに神戸出身のZZZ'sを迎え、東京と大阪で来日公演を行った[8]。
2019年10月18日、アルバム『ジュース・B・クリプツ』をリリース[9]。
メンバー
[編集]- イアン・ウィリアムス (Ian Williams) - ギター、キーボード
- ジョン・ステニアー (John Stanier) - ドラム
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イアン・ウィリアムス
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ジョン・ステニアー
旧メンバー
[編集]- タイヨンダイ・ブラクストン (Tyondai Braxton) - ボーカル、ギター、キーボード ※2010年脱退
- デイヴ・コノプカ (Dave Konopka) - ギター、ベース、エフェクター ※2019年脱退
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タイヨンダイ・ブラクストン
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]- 『ミラード』 - Mirrored (2007年)
- 『グロス・ドロップ』 - Gloss Drop (2011年)
- 『ラ・ディ・ダ・ディ』 - La Di Da Di (2015年)
- 『ジュース・B・クリプツ』 - Juice B Crypts (2019年)
EP
[編集]- EP C (2004年)
- B EP (2004年)
- 『EPC』 - EPC (The EP) (2004年) ※日本限定スペシャル・ミックス・エディション
- EP C / B EP (2006年) ※コンピレーション
- Tonto+ (2007年)
- Dross Glop 1 (2012年2月、Warp) ※12インチ・ヴァイナル・リミックス・シリーズ4部作・第1弾
- Dross Glop 2 (2012年2月、Warp) ※12インチ・ヴァイナル・リミックス・シリーズ4部作・第2弾
- Dross Glop 3 (2012年3月、Warp) ※12インチ・ヴァイナル・リミックス・シリーズ4部作・第3弾
- Dross Glop 4 (2012年4月、Warp) ※12インチ・ヴァイナル・リミックス・シリーズ4部作・第4弾。レコード・ストア・デイに発売
シングル
[編集]- "Tras" (2004年)
- "Atlas" (2007年)
- "Tonto" (2007年)
- "The Line" (2010年) ※ダウンロード
- "Ice Cream" (2011年)
- "My Machines" (2011年)
- "The Yabba" (2015年) ※ダウンロード
- "FF Bada" (2015年) ※ダウンロード
- "Titanium 2 Step" (2019年) ※ダウンロード[10]
日本公演
[編集]2004年
- 1月7日: SHIBUYA-AX マーズ・ヴォルタ来日公演のサポート・アクト[11]
2007年
- フジロックフェスティバル'07[12]
- 7月29日: ホワイト・ステージ
- BATTLES JAPAN TOUR 2007[13]
- 9月28日: LIQUIDROOM 1日2公演(渋谷QUATTRO追加公演完売に伴い、再追加公演として、22:45〜から2nd Showが追加された)[14]
- 9月29日: 名古屋CLUB QUATTRO
- 9月30日: 心斎橋CLUB QUATTRO
- 10月1日: 渋谷CLUB QUATTRO(追加公演)
2011年
- SonarSound Tokyo 2011
- 4月3日: 新木場STUDIO COAST
- フジロックフェスティバル'11[15]
- 7月30日: グリーン・ステージ
- BATTLES JAPAN TOUR 2011[16]
- 11月9日: 梅田AKASO
- 11月10日: 名古屋CLUB QUATTRO
- 11月11日: SHIBUYA-AX(Guest:にせんねんもんだい)
2015年
- BATTLES JAPAN TOUR (サポートアクト:ZZZ's)[17]
- 11月25日: EX THEATER ROPPONGI
- 11月26日: 梅田AKASO
2019年
- BATTLES JAPAN TOUR(サポートアクト:平沢進+会人(EJIN))
- 11月4日 恵比寿ガーデンホール
- 11月5日 梅田CLUB QUATTRO
- 11月6日 名古屋CLUB QUATTRO
脚注
[編集]- ^ iLOUD, Battles.
- ^ (英語) Mirrored - Battles | Songs, Reviews, Credits | AllMusic 2020年10月28日閲覧。
- ^ “Battles | NME” (英語). NME Music News, Reviews, Videos, Galleries, Tickets and Blogs | NME.COM (2007年4月11日). 2020年10月28日閲覧。
- ^ (英語) Mirrored by Battles 2020年10月28日閲覧。
- ^ “WARP”. warp.net. 2020年10月28日閲覧。
- ^ PUBLIC-IMAGE.ORG, インタビュー
- ^ “バトルスが新作と共に帰還!”. BEATINK Inc. (2011年2月10日). 2015年7月2日閲覧。
- ^ “BATTLES|BEATINK”. 2015年12月1日閲覧。
- ^ “Battles return with new album, Juice B Crypts” (英語). FACT Magazine (2019年8月7日). 2020年10月28日閲覧。
- ^ “Battles announce new album Juice B Crypts, share "Titanium 2 Step" ft. Sal Principato of Liquid Liquid: Stream”. Consequence of Sound (7 August 2019). 22 August 2019閲覧。
- ^ “THE MARS VOLTA 2004|Creativeman”. 2015年12月5日閲覧。
- ^ “ヒストリー 2007|FUJI ROCK FESTVIVAL”. 2015年12月5日閲覧。
- ^ “Beatink - events: BATTLES JAPAN TOUR 2007”. 2015年12月5日閲覧。
- ^ “Beatink - 再追加公演 - LIQUID ROOM 2nd show”. 2015年12月5日閲覧。
- ^ “ヒストリー 2011|FUJI ROCK FESTVIVAL”. 2015年12月5日閲覧。
- ^ “BEATINK Official Website / Events / BATTLES 2011”. 2015年12月5日閲覧。
- ^ “BEATINK Official Website / BATTLES ”LA DI DA DI””. 2015年12月5日閲覧。