バルク書
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ヘブライ聖書 または 旧約聖書 |
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詳細は聖書正典を参照 |
ユダヤ教、プロテスタント、 カトリック教会、東方教会 |
ユダヤ教とプロテスタントが除外 |
東方正教会が含む |
ロシア正教会とエチオピア正教会が含む |
エチオピア正教会が含む |
ペシッタ訳聖書が含む |
古代教会スラブ語聖書が含む |
『バルク書』(バルクしょ、Book of Baruch)は、ユダヤ教とプロテスタント諸派では外典として扱い、カトリック教会と正教会では旧約聖書に含めている書物のひとつ。タイトルはエレミヤの書記(『エレミヤ書』45:1)であったバルクを名乗る著者の名前に由来している。『知恵の書』や『シラ書』とも共通する知恵の賛美が見られ、知恵=律法であるとしている。(4:1)
全5章だが、ウルガタ聖書や欽定訳聖書などでは「エレミヤの手紙」をバルク書の第6章とする。
七十人訳聖書ではエレミヤ書・バルク書・エレミヤの哀歌・エレミヤの手紙の順に並べる。ウルガタ聖書ではエレミヤ書・エレミヤの哀歌・バルク書の順に置く。欽定訳聖書では外典の集会の書(シラ書)の次に置く。
これに対して「バルクの黙示録」と呼ばれる「第2バルク書」および「第3バルク書」、「バルクの残余のことば」に含まれる第4バルク書と呼ばれる3書は偽典に分類される。
内容
[編集]- 序言(1:1-1:9)
- エルサレムへの手紙(1:10-3:8)
- 知恵の賛美(3:9-4:4)
- エルサレムへの励まし(4:5-5:9)