バルセロナ都市圏
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バルセロナ都市圏(カタルーニャ語: Àrea Metropolitana de Barcelona)は、スペイン・カタルーニャ州バルセロナ県バルセロナを中心とする都市圏。ヨーロッパの地中海沿岸地域では、ローマ都市圏などを抑えてもっとも人口が多い。
人口
[編集]ユーロスタットはバルセロナ都市圏の人口を5,375,774人(2012年)と推定している[1]。これとは別に35自治体からなる行政的範囲が定められており、カタルーニャ統計局による行政的範囲の人口は3,239,337人(2014年)である。この行政的範囲の面積は636km2である。
Demographia,comによるとバルセロナ都市圏の核となる部分の人口は4,604,000人であり、欧州連合(EU)内ではパリ(フランス)、ロンドン(イギリス)、ルール地方(ドイツ)、マドリード(スペイン)、ミラノ(イタリア)に次いで第6位である[2]。ユーロスタットによると大都市圏の人口は4,440,629人である[3]。
調査機関 | 推定人口 (人) |
出典 |
---|---|---|
国際連合経済社会理事会 | 5,083,000 | [4] |
経済協力開発機構(OECD) | 4,900,000 | [5] |
ユーロスタット | 5,375,774 | [6] |
カタルーニャ州統計局 | 5,029,181 | [7] |
BlatantWorld.com | 4,992,778 | [8] |
World Gazetteer | 5,068,252 | [9] |
地理
[編集]バルセロナ都市圏はカタルーニャ海岸中央部とバルセロナ周辺部からなる。2つの区域に分類することができる。
- 境界区域
- バルセロナとコナベーション(集合都市)を形成する自治体。地中海とクルサロラ山地によって分けられる。自治体境界は市街地の切れ目ではなく、道路や通り、リュブラガート川やバゾス川などである。バダロナ、ルスピタレート・ダ・リュブラガート、サンタ・クローマ・ダ・グラマネート、クルナリャー・ダ・リュブラガートなどが含まれる。
- 隣接区域
- これラの自治体には居住地域が卓越しており、一戸建て・二戸建て・長屋式の住宅、工業団地、公園や森林などが多い。サン・ビセンス・ダルス・オルツ、サン・クガ・ダル・バリェス、サルダニョーラ・ダル・バリェスなどが含まれる。
行政機関
[編集]- バルセロナ都市圏自治体連合
- 31自治体からなる。
- 面積は495km2、人口は3,029,389人。
- 公共空間、公共インフラ、公共施設、都市計画、住宅供給などを担っている。
- バルセロナ都市圏交通局
- 18自治体からなる。
- 面積は332km2、人口は2,790,803人。
- バルセロナとコナベーション(集合都市)を形成する自治体に限られる。都市圏内の公共交通機関を共同で管理するために設立された。
- バルセロナ都市圏環境局
- 33自治体からなる。
- 面積は583km2、人口は3,121,795人。
- 都市圏内の水供給とごみ処理を担っている。
自治体一覧
[編集]脚注
[編集]- ^ Population by sex and age groups on 1 January ユーロスタット、2012年
- ^ “World Urban Areas”. Demographia.com (2013年). 2017年4月1日閲覧。
- ^ “Urban Audit”. ユーロスタット (2006年). 2009年2月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月1日閲覧。
- ^ “World Urbanization Prospects (2009 revision)”. 国際連合経済社会理事会 (October 31, 2013). 2017年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月1日閲覧。
- ^ Competitive Cities in the Global Economy 経済協力開発機構(OECD), (OECD Publishing, 2006), Table 1.1
- ^ “Population by sex and age groups on 1 January”. ユーロスタット (2012年). 2017年4月1日閲覧。
- ^ “Àmbit Metropolità. Sèrie temporal”. カタルーニャ州統計局. 2017年4月1日閲覧。
- ^ “Most Populous Metropolitan Areas In Europe”. BlatantWorld.com. 2017年4月1日閲覧。
- ^ “Europe: metropolitan areas”. World Gazetteer (October 26, 2012). 2017年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月1日閲覧。