バンキャ
表示
バンキャ Банкя | |
---|---|
バンキャ市街とヴィトーシャ山(後景) | |
座標:北緯42度42分 東経23度8分 / 北緯42.700度 東経23.133度座標: 北緯42度42分 東経23度8分 / 北緯42.700度 東経23.133度 | |
国 | ブルガリア |
州 | ソフィア市 |
政府 | |
• 町長 | ランゲル・マルコフ |
標高 | 695 m |
人口 (2015年3月15日) | |
• 合計 | 11,667人 |
等時帯 | UTC+2 (東ヨーロッパ時間) |
• 夏時間 | UTC+3 (東ヨーロッパ夏時間) |
郵便番号 |
1320 |
市外局番 | 02997 |
バンキャ(ブルガリア語: Ба̀нкя, ラテン文字転写: Bankya)は、ブルガリア西部のソフィア郊外にある町[1]。
鉱泉が有名で、数百年前から湯治に利用されてきた。1969年に町制施行したのち、1979年にソフィア市の一部となった。
リュリン山のふもと、標高630メートルから750メートルの地点に位置する。約2500年前にトラキア人が定住した。イヴァニャネ地区からは、4世紀から5世紀の古代ローマの建物や壁、下水道、青銅製のブレスレットなどが出土している。産業は温泉を生かした観光業が中心である。
早い例では15世紀の史料にバンカ (Banka) という地名がみえる。町名は「温泉」という意味である[2]。
著名な出身者に、元首相のボイコ・ボリソフがいる。
南極のグレアムランドにあるバンキャ峰は、町の名前に由来する。
脚注
[編集]- ^ “District Mayors”. Sofia Municipality. 20 December 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年12月26日閲覧。
- ^ Чолева-Димитрова, Анна М. (2002) (Bulgarian). Селищни имена от Югозападна България: Изследване. Речник. София: Пенсофт. p. 117. ISBN 954-642-168-5. OCLC 57603720