バンデハパイサ
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バンデハパイサ、バンデハ・パイサ[1](スペイン語: Bandeja paisa)は伝統的なコロンビア料理の1つ[2]。コロンビアでは全国的に人気の高い料理の1つであり[2]、国民食である[1]。
コロンビア北西部のアンティオキア県県都メデジンを発祥とする料理であるが、コロンビア政府のプロモーションもあり、コロンビア料理の代表格として世界に知られるようになった[3]。
「バンデハ」は「トレイ」を意味し、「パイサ」は「アンティオキア県人」の意味である[4]。
米、豆、グリルした肉、揚げた調理用バナナ、アボカド、アレパ(トウモロコシの薄焼きパン)などを用いたボリュームのある料理であり、ビールと共に出されることも多い[2]。
上述の食材以外にもチチャロン(豚の皮を揚げた料理)、ソーセージ、ひき肉、目玉焼きなども使用され、味付けされた白米と共に1つの皿に盛りつける[5]。日本では「コロンビア版スタミナ丼」と説明されることもある[6]。
出典
[編集]- ^ a b “コロンビアの食文化について知ろう!” (PDF). 秩父市立小・中学校・幼稚園. 食育だより (2019年11月1日). 2023年5月24日閲覧。
- ^ a b c Gilad James「典型的なコロンビア料理」『コロンビア入門』(完全版)Gilad James Mystery School。ISBN 978-1916764606。
- ^ “いざ決戦、ワールドカップH組の味を食べまくった!”. アスレシピ (2018年6月18日). 2023年5月24日閲覧。
- ^ ERIKO. “総集編 Vol.3 「世界の忘れられない食事 ベスト5」”. 不二家. ERIKO&ペコちゃんの旅. 2023年5月24日閲覧。
- ^ 『W07 世界のグルメ図鑑 116の国と地域の名物料理を食の雑学とともに解説』地球の歩き方、2021年、177頁。ISBN 978-4059196228。
- ^ 「勝手にグルメワールドカップ」『散歩の達人』2018年7月号、交通新聞社、2018年、93頁。