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バートリ・アンナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バートリ・アンナ
Báthory Anna
バートリ家の紋章

全名 ショムヨーイ=バートリ・アンナ
マジャル語:Somlyói Báthory Anna
死去 1570年頃
配偶者 ベルテキ=ドラーグッフィ・ガスパル(1539年 - 1545年)
  ホモンナイ=ドルゲト・アンタル(1545年以降 - 1548年)
  エチェディ=バートリ・ジェルジ2世(1550年 - 1570年)
子女 ベルテキ=ドラーグッフィ・ガスパルの子
ジェルジ
ヤーノシュ
ホモンナイ=ドルゲト・アンタルの子
ミクローシュ
ボルバーラ
エチェディ=バートリ・ジェルジ2世の子
イシュトヴァーン
エルジェーベト
ゾフィア
クララ
家名 バートリ=ソムリヨ家
父親 ショムヨーイ=バートリ・イシュトヴァーン8世
母親 テレグディ・カタリン
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ショムヨーイ=バートリ・アンナマジャル語: Somlyói Báthory Anna,? - 1570年頃没[1] )は、ハンガリー貴族、ソムリヨ(ハンガリー語版)バートリ家の生まれでトランシルバニア候(ヴォイヴォダ)ショムヨーイ=バートリ・イシュトヴァーン8世ハンガリー語版テレグディ・カタリンの娘。ポーランド王となったショムヨーイ=バートリ・イシュトヴァーン9世(ステファン・バートリ)の姉妹に当たる。

生涯

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アンナは生涯の中で3回結婚した。

初婚でサトマール(現ルーマニアサトゥ・マーレ)のアルドゥド州長官ベルテキ=ドラーグッフィ・ガスパルと1539年9月16日結婚した。

アンナはガスパルとの間に2男をもうけた[2]

ガスパルとは1545年1月25日に病により死別した[3]

2男の遺児は亡夫の遺言により、君主フェルディナーンド5世の援助を受ける。しかし、2人の息子は双方10代前半で夭折した。

最初の夫との死別後、アンナは2人目の夫ホモンナイ(現スロバキアプレショウ県)=ドルゲト・アンタルと再婚した[3]。2度目の結婚は、夫アンタルが1548年に病死するまで続き、1男1女をもうけた[4]

  • ミクローシュ - 1575年の生存記録が存在する。
  • ボルバーラ - マルトン・ケチェティ1世と結婚し、死別後にケンディ・フェレンツと再婚。

アンタルとの死別後、アンナの外戚エチェドハンガリー語版系バートリ家 [5]のエチェディ=バートリ・ジェルジ[6]と3度目の結婚をした。この結婚では4子をもうけた[7]

アンナと3人目の夫ジェルジはカルヴァン主義に改宗し、夫婦共に自らを宗教改革の堅固な支持者であるとしていた[8]

脚注

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  1. ^ I. Horn, Andrzej Batory, Warszawa 2010, s. 24.
  2. ^ Drágfi de Béltek family” (英語). genealogy.euweb.cz. M. Marek. 2010年12月12日閲覧。
  3. ^ a b Báthori de Somlyó family” (英語). genealogy.euweb.cz. M. Marek. 2010年12月12日閲覧。
  4. ^ Drugeth de Homonna family” (英語). genealogy.euweb.cz. M. Marek. 2010年12月12日閲覧。
  5. ^ Tablica genealogiczna dynastii Batorych w: M. Derwich (red.), Polska. Dzieje cywilizacji i narodu. Monarchia Jagiellonów 1399-1586, Warszawa – Wrocław 2003, s. 227.
  6. ^ アンナの実母テレグディ・カタリンとは又従姉弟にあたる
  7. ^ Báthori of Ecsed family” (英語). genealogy.euweb.cz. M. Marek. 2010年12月12日閲覧。
  8. ^ I. Horn, Andrzej Batory, Warszawa 2010, s. 24, 26.

参考文献

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  • Derwich M. (red.), Polska. Dzieje cywilizacji i narodu. Monarchia Jagiellonów 1399-1586, Wydawnictwo Dolnośląskie, Warszawa – Wrocław 2003, ISBN 83-7384-018-4, s. 227.
  • Horn I., Andrzej Batory, S. Brzeziński (tłum.), Warszawa: Wydawnictwo Neriton, 2010, s. 24, 26,ISBN 978-83-7543-163-6, OCLC 750793621.