パコ・ラバンヌ
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パコ・ラバンヌ(Paco Rabanne、1934年2月18日 - 2023年2月3日)は、スペインのファッションデザイナー。本名はフランシスコ・ラバネダ・クエルボ(Francisco Rabaneda Cuervo)[1]。
経歴
[編集]1934年、スペインバスク地方ギプスコア県にて誕生[1][2]。1939年にスペイン内戦が発生[注 1]した為家族でフランスへ亡命後、パリ国立高等美術学校で建築を学ぶ[3]。その後アクセサリーのデザインをバレンシアガなどの高級ブランドに提供し、キャリアを始めた[1]。
1999年に引退。2010年にファッション界への多大なる貢献が認められ、フランスのレジオンドヌール勲章を受章した[3]。
その後の余生はスペインバスク地方にて過ごしていたが、2023年2月3日、フランス北西部ブルターニュ地方の自宅にて死去[1][3][4]。88歳没。この訃報を受けパコ・ラバンヌを傘下に持つ「プーチ」会長のマーク・プーチは「プーチのファッションとフレグランスのチームにとって、彼は重要なインスピレーションの源であり、パコ・ラバンヌ氏のラディカルでモダンなコードを表現するために、常に協力し合っているのです。彼の家族と彼を知る人々に、心からの哀悼の意を表します」とコメントをしている。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “デザイナーのP・ラバンヌ氏死去 スペイン出身、斬新な作品 | | 全国のニュース”. 佐賀新聞. 2023年2月4日閲覧。
- ^ Friedman, Vanessa (2023年2月3日). “Paco Rabanne, Couturier of the Space Age, Dies at 88” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331 2023年2月4日閲覧。
- ^ a b c Fujita, Emily Chanmotoko. “【訃報】パコ・ラバンヌが死去。享年88歳”. Vogue Japan. 2023年2月4日閲覧。
- ^ “パコ・ラバンヌさん死去:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2023年2月4日閲覧。