パットン戦車博物館
パットン戦車博物館 | |
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施設情報 | |
正式名称 |
Patton Museum of Cavalry and Armor General George Patton Museum |
専門分野 | 軍事 |
事業主体 | Patton Museum Foundation |
位置 | 北緯37度53分47秒 西経85度58分27秒 / 北緯37.8965度 西経85.9742度座標: 北緯37度53分47秒 西経85度58分27秒 / 北緯37.8965度 西経85.9742度 |
外部リンク | http://www.generalpatton.org/ |
プロジェクト:GLAM |
パットン戦車博物館 (英語: Patton Museum of Cavalry and Armor) は、アメリカ合衆国ケンタッキー州ルイビル近郊のアメリカ陸軍駐屯地フォート・ノックス内の軍事博物館である。
歴史
[編集]アメリカ陸軍の軍人として第一次世界大戦・第二次世界大戦に参加し、早くから機甲戦の重要性を説いていたジョージ・パットン将軍を記念して1949年に開設され、多数の戦車や装甲戦闘車両が展示されていた[1][2]。
フォート・ノックスには陸軍機甲学校があり、この博物館の展示車両は機甲学校の教材としての役目も果たしていた[3]。
移転と再編
[編集]2000年代に入り、基地再編閉鎖(BRAC)委員会の決定によって機甲学校がフォート・ノックスからジョージア州コロンバスのフォート・ベニングに移転することとなり、2011年頃には博物館の戦車の多くも機甲学校と共にコロンバスに移動した[3][4]。これらの戦車は現在、National Armor and Cavalry Heritage Foundation (国民機甲・騎兵遺産財団)[5] によって管理されており、将来的にはこの地に開設予定の博物館 "National Armor and Cavalry Museum" において再び展示予定とのことである[6]。
フォート・ノックスの当博物館はジョージ・パットン将軍博物館 (General George Patton Museum) として再編され、パットン将軍の生涯やアメリカ陸軍の歴史、歴代の陸軍指導者や司令官についての展示が行われている[4][7]。少数の戦車は現在もパットン将軍博物館に残されている[4]。
画像
[編集]以下の展示品はいずれも移転前の物である。
脚注・出典
[編集]- ^ warfarehistorynetwork - The General George Patton Museum of Calvary and Armor
- ^ waymarking.com - The Patton Museum of Cavalry and Armor
- ^ a b WUKY.org - Patton Museum Cavalry & Armor Moving to Georgia
- ^ a b c General George Patton Museum 公式サイト - FAQ
- ^ 名称に"National"とあるが国立機関ではなく、民間の非営利団体である
- ^ National Armor and Cavalry Heritage Foundation 公式サイト
- ^ foxnews.com - Fort Knox reduces hours, closes main exhibit at Patton Museum for renovations
関連項目
[編集]本項で言及する博物館は単に"パットン・ミュージアム"と表現されることもあるが、ジョージ・パットンの名を冠する博物館はアメリカ国内/国外に複数存在している。
- パットン将軍記念博物館 - カリフォルニア州チリアコ・サミット。パットン将軍が開設した砂漠戦訓練センターの跡地に所在する。この博物館にも戦車が展示されている。
- ピルゼン・パットン記念博物館 - チェコ共和国プルゼニ (ピルゼン)。プルゼニは第二次世界大戦時ドイツ軍に占領されていたが、パットン将軍の率いるアメリカ第3軍によって解放された。
外部リンク
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