パボニア・グレディリー
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パボニア・グレディリー | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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パボニア・グレディリーの花
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分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Pavonia × gledhillii Cheek | |||||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Pavonia intermedia hort. (non St.Hil.) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Brazilian Candles |
パボニア・グレディリー(学名:Pavonia × gledhillii)はアオイ科ヤノネボンテンカ属の常緑低木。単にパボニアとも呼ばれ[1]、シノニムのP. intermediaの名でも知られ、矮性になる園芸品種('kermesiana' ケルメシアナ)が観賞用としてよく栽培される[2]。属名はスペインの植物学者J. A. Pavónに敬意を表して付けられた。
特徴
[編集]高さ2 mほど。分枝は少ない。葉は披針形で概ね全縁、互生する。葉表は凹凸があり、ツヤがある。花はホオズキの実を逆さにしたような形で、茎の上部の葉腋につき、外側にある9–10枚の赤く細長い副萼片が目立つ。副萼片で囲まれた中に紫色を帯びた萼片と花弁があり、中央から雄蕊筒と花柱が出る。花柱の先端は10分岐する[3][2][4]。
利用
[編集]ともにブラジル原産のP. makoyanaとP. multifloraの種間雑種で[2]、英国で作出された[5][1]。15℃以上の温暖な気候の下では周年開花する[2]とも、栽培には最低気温16–18℃以上を要する[6]ともされ、沖縄県内でも温室内で主に栽培される。挿し木により繁殖[3]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- Cheek (1989), “A New Name for a South American Pavonia (Malvaceae)”, Kew Bulletin 44 (1): 145–149, doi:10.2307/4114654
- Brickell, Christopher, ed. (1996), RHS A-Z encyclopedia of garden plants, United Kingdom: Dorling Kindersley, p. 757, ISBN 0751303038
- 白井祥平『沖縄園芸植物大図鑑』 4巻《熱帯花木》、沖縄教育出版、那覇市、1980年。 ※ P. intermedia cv. 'kermesiana'と記している
- 土橋豊「パウォニア・グレドヒリイ」『朝日百科 植物の世界』 7巻、朝日新聞社、東京、1997年、83頁。ISBN 9784023800106。 ※ シノニムをパウォニア・インテルメディアP. intermediaと記している
- 沖田原耕作「パボニア・インテルメディア」『おきなわの園芸図鑑 園芸植物とその名前』新星出版、那覇市、2021年。ISBN 9784909366832。 ※ ヤノネボンテンカ属のP. intermediaと記している
外部リンク
[編集]- パボニア・グレディリー 三河の植物観察
- パボニア・インテルメディア Pavonia intermedia かぎけん花図鑑
- パボニア みんなの趣味の園芸 NHK出版
- Pavonia × gledhillii Cheek Plants of the World Online, Royal Botanic Gardens Kew ※ Unplaced nameとしている
- パボニア・インテルメディア 開花中(ドーム) とちぎ花センター
- パボニア・インテルメディア GKZ植物事典
- パボニア・インテルメディア 草木図譜