パリメトロ7bis線
7bis線 | |
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ルイ・ブラン駅 (2006年7月) | |
基本情報 | |
路線網 | パリメトロ |
起点 | ルイ・ブラン駅 |
終点 | プレ・サン=ジェルヴェ駅 |
駅数 | 8 |
開業 | 1967年 |
運営者 | パリ交通公団 |
路線諸元 | |
路線距離 | 3.1 km |
軌間 | 1,435 mm |
線路数 | 複線 (右側通行) 、単線一方通行 |
複線区間 | ルイ・ブラン駅 - ボザリ駅 |
電化方式 | 直流750V 第三軌条方式 |
パリメトロ7bis線 (パリメトロ 7 びすせん、仏: Ligne 7bis du métro de Paris) [1] は、フランス・パリのメトロ(地下鉄)路線の1つ。パリ交通公団(RATP)が運営する。パリ東部のルイ・ブラン駅とプレ・サン=ジェルヴェ駅とを結ぶ。
概要
[編集]パリメトロ7bis線は、パリのメトロ(地下鉄)路線の1つで、パリ東部のルイ・ブラン駅からプレ・サン=ジェルヴェ駅に至る。途中、ボザリ駅から南北に分岐し、終点のプレ・サン=ジェルヴェ駅で合流する。路線の長さは3.1キロメートルで、パリのメトロでは、3bis線に次ぐ短さである。
元々は7号線の一部だったが、1967年、7号線本線との運行頻度の開きが大きかったため「7bis線」として独立した路線となった。沿線にビュット・ショーモン公園を抱える。
沿線概況
[編集]7bis線西端のルイ・ブラン駅は、パリ東駅 (ガール・ド・レスト)に近く、その北東に位置している。路線は、ここから東に伸び、ボザリ駅で南北に分岐する。北側の分岐線はダニューヴ駅を、南側の分岐線はプラス・デ・フェット駅をそれぞれ経て、終点のプレ・サン=ジェルヴェ駅で再び合流する。北側の分岐線は西のルイ・ブラン駅方面への、南側の分岐線は東のプラス・デ・フェット駅方面への一方通行となっている。
駅一覧
[編集]ルイ・ブラン駅からプレ・サン=ジェルヴェ駅へ至る路線だが、途中南北に分岐する。
ルイ・ブラン駅から南北分岐点まで
[編集]- ルイ・ブラン駅 (Louis Blanc)
- 接続路線は、メトロ7号線。
- ジョレス駅 (Jaurès)
- ボリヴァル駅 (Bolivar)
- ビュット・ショーモン駅 (Buttes Chaumont)
- ボザリ駅 (Botzaris)
- この駅より先は、南のプラス・デ・フェット駅方面と北のダニューヴ駅方面の2方向に分岐している。
南側の分岐線
[編集]この分岐線の進行方向は、プレ・サン=ジェルヴェ駅方面への一方通行である。
- プラス・デ・フェット駅 (Place des Fêtes)
- 接続路線は、メトロ11号線。
- この駅の先で、路線は北側の分岐線と合流、プレ・サン=ジェルヴェ駅に至る。
北側の分岐線
[編集]この分岐線の進行方向は、ルイ・ブラン駅方面への一方通行である。
- ダニューヴ駅 (Danube)
- この駅の先で、路線は南側の分岐線と合流、プレ・サン=ジェルヴェ駅に至る。
南北分岐線の合流から終点へ
[編集]- プレ・サン=ジェルヴェ駅 (Pré Saint-Gervais)
- 南北の分岐線は、この駅で合流する。
今後の予定
[編集]3bis線と統合した上で、新たに15号線として開業する予定で現在準備が進められている[2]。3bis線と7bis線を結ぶ既存の連絡線を利用する計画で、同連絡線上にあるアクソ駅[3]も完工から約90年を経て晴れて開業する運びとなる。同時に西側の終点が現行のルイ・ブラン駅 から一駅先のシャトー・ランドン駅 まで延長される計画で、2013年から2020年までに運行開始の予定。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 「Ligne 7bis」 を直訳すると、「7 -2 線」。フランス語のビス (bis) は「第2の」という意味で、同じ番号・番地の繰り返しを表す。例えば、20bis (20番地の2)、article 4bis (第4条の2) など。
- ^ fr:Fusion des lignes 3bis et 7bis du métro de Paris
- ^ 1920年代に単線連絡線上に片面ホームが設けられたが、十分な利用客数が見込めないとして未開業のまま現在に至る。現在地上への出口も設けられていない。
外部リンク
[編集]- パリ交通公団(RATP)のサイト (仏語他)