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パーサック川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パーサック川
アユタヤにあるパーサック川にかかる橋
水系 チャオプラヤー川水系
延長 513 km
流域面積 16,291 km2
水源 ルーイ県ダーンサーイ郡ペッチャブーン山脈
河口・合流先 チャオプラヤー川アユタヤ県
流域 タイ王国の旗 タイ
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パーサック川タイ語:แม่น้ำป่าสัก、Pasak River)は、タイルーイ県サラブリー県などを流れ、アユタヤ県で合流するチャオプラヤー川の支流の一つ。タイ国内の主要な河川の一つである。パサック川とも表記される。

概要

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パーサック川は、タイ北部のペッチャブーン山脈に位置するルーイ県ダーンサーイ郡を水源にする。その後ペッチャブーン県ロッブリー県を通過し、サラブリー県との県境にあるパーサック・チョンラシットダムに到る。主流はそのままアユタヤ県へ西流し、アユタヤ県北東部でロッブリー川と合流した後でチャオプラヤー川に合流する。また一部は南のランシット運河に引き込まれている。

1924年、タイ初の灌漑用ダムである[1][2]ラーマ6世ダムがタールア郡に完成した。これにより、同ダムより南に延びるラピパット用水路を経由してランシット運河への効率的な導流が可能になった。

1994年から開始された「パーサック川流域開発計画」によって、1998年ロッブリー県パッタナーニコム郡とサラブリー県ワンムワン郡の間にパーサック・チョンラシットダムが建設された。[3]

脚注

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  1. ^ Rama VI Dam, Phra Nakhon Si Ayutthaya Province” (英語). Go Ayutthaya (2021年1月14日). 2021年12月24日閲覧。
  2. ^ 森田敦郎, 小森大輔, 川崎昭如「チャオプラヤ川の学際踏査研究 その3:-流域社会と灌漑システムの変遷に関する予備的考察-」『生産研究』第65巻第4号、東京大学生産技術研究所、2013年、491-496頁、doi:10.11188/seisankenkyu.65.491ISSN 0037-105XNAID 130003384406 
  3. ^ 「パーサック・チョンラシットダム」Kanchanapisek Network 2008年1月2日

関連項目

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