パーフェクト・ウェイ
「パーフェクト・ウェイ」 | ||||
---|---|---|---|---|
スクリッティ・ポリッティ の シングル | ||||
初出アルバム『キューピッド&サイケ85』 | ||||
リリース | ||||
規格 |
7インチ・シングル 12インチ・シングル | |||
ジャンル | ポストパンク、ニュー・ウェイヴ、シンセポップ | |||
時間 | ||||
レーベル |
ヴァージン・レコード ワーナー・ブラザース・レコード | |||
作詞・作曲 | グリーン・ガートサイド、デヴィッド・ガムソン | |||
プロデュース | グリーン・ガートサイド、デヴィッド・ガムソン、フレッド・マー | |||
チャート最高順位 | ||||
スクリッティ・ポリッティ シングル 年表 | ||||
| ||||
「パーフェクト・ウェイ」(Perfect Way)は、イギリスのロック・バンド、スクリッティ・ポリッティが1985年6月にアルバム『キューピッド&サイケ85』で発表した楽曲。同年シングル・カットされた。
反響
[編集]全英シングルチャートでは5週トップ100入りし、最高48位を記録した[3]。一方、アメリカの総合シングル・チャートBillboard Hot 100では1985年12月21日に最高11位を記録し、バンド唯一の全米トップ40シングルとなった[1]。また、本作のリミックス・ヴァージョンは、『ビルボード』のダンス・クラブ・ソング・チャートで6位に達した[4]。
収録曲
[編集]7インチ・シングル
[編集]- "Perfect Way" – 4:02
- "Perfect Way (version)" – 5:01
12インチ・シングル
[編集]- "Perfect Way (Way Perfect Mix)" – 5:26
- "Perfect Way (version)" – 5:01
他メディアでの使用例
[編集]2010年公開の映画『オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式』のサウンドトラックでは、劇中の舞台である1980年代中期のヒット曲が多用され、本作もサウンドトラック・アルバムに収録された[5]。
カヴァー
[編集]ジャズ・トランペット奏者のマイルス・デイヴィスは、1986年のアルバム『TUTU』で本作をカヴァーした。デイヴィスの評伝『The Last Miles: The Music of Miles Davis, 1980-1991』の著者ジョージ・コールによれば、『TUTU』の共同プロデューサーであるトミー・リピューマが、カヴァー曲を入れるべきだと進言し、リピューマが用意した多数のポップ・レコードの中からデイヴィス自身が本作を選んだとのことで、この曲を気に入ったデイヴィスは、本作をアルバム・タイトルにすることも考えた[6]。ただし、『TUTU』のサウンド・プロデュースを務めたマーカス・ミラーは、当初はこの曲を録音することに対し困惑したという[7][注釈 1]。
なお、この曲でスクリッティ・ポリッティを気に入ったデイヴィスは、後に彼らのシングル曲「オー・パティ」にゲスト参加している[6]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “Scritti Politty Chart History - Hot 100”. Billboard. 2018年11月27日閲覧。
- ^ ultratop.be - Scritti Politti - Perfect Way
- ^ a b SCRITTI POLITTI | full Official Chart History | Official Chart Company
- ^ “Scritti Politti Chart History - Dance Club Songs”. Billboard. 2018年11月27日閲覧。
- ^ “Hot Tub Time Machine”. Rhino Entertainment. 2018年11月27日閲覧。
- ^ a b Wiser, Carl. “The Last Years of Miles Davis: Song Writing”. Songfacts. 2018年11月27日閲覧。
- ^ “【特集】マイルス・デイヴィス『TUTU』”. HMV&BOOKS onlineニュース. Lawson Entertainment (2011年5月6日). 2018年11月27日閲覧。