ヒカシュー (アルバム)
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『ヒカシュー』 | ||||
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ヒカシュー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | テクノポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | イーストワールド/東芝EMI | |||
プロデュース | 近田春夫 | |||
ヒカシュー アルバム 年表 | ||||
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『ヒカシュー』収録のシングル | ||||
ミュージックビデオ | ||||
「モデル」 - YouTube 「プヨプヨ」 - YouTube 「白いハイウェイ」 - YouTube |
『ヒカシュー』(ひかしゅー)は、ヒカシューの1枚目のオリジナル・アルバム。1980年2月5日にイーストワールド/東芝EMIより発売。
ジャケットは、一発撮りの俯瞰写真である。
概要
[編集]- ヒカシューのデビュー・アルバム。
- 1988年12月24日は、2ndアルバム『夏』との2枚組仕様の『ヒカシュー+夏』で初CD化された。
- 1990年10月10日に初めて単独でCD化された際には、「ドロドロ」と「白いハイウェイ」の2曲を追加した「ヒカシュー+2」として発売された。
楽曲解説
[編集]特記事項なき限り、本節の出典は『ヒカシュー+2』のライナー・ノーツ[1]。
- レトリックス&ロジックス
- 歌詞は、巻上の愛読書であるポール・グッドマンの「ことば・そして文学」から着想を得たという。
- モデル
- クラフトワークのカバー。アルバム発売の2年後となる1982年にシングルカットされている[注 1]ほか、クラフトワークのトリビュート・アルバムの『ミュージック・ノン・ストップ ~トリビュート・トゥ・クラフトワーク』には再録音源が収録されている。
- ルージング・マイ・フューチャー
- 当時のライブでは、ブライアン・イーノのカバーとして演奏されていた「ベイビーズ・オン・ファイヤー」とメドレーで披露されていた。
- テイスト・オブ・ルナ
- ライブでは、歌詞中の「君のモモ」を「君の足」と変えて歌っていた。
- 20世紀の終りに
- 1979年に発売されたデビューシングルの表題曲。米沢玩具「サイコム」CMソング。
- プヨプヨ
- 作曲の山下は、この曲を10分で制作したという。後にセカンドシングル「白いハイウェイ」のB面に収録される。
- 炎天下
- 歌詞が存在する曲であるが、どの媒体で発売時にも歌詞カードに歌詞が掲載されたことはなく、非公表となっている。海琳正道は、元々自身のブルースバンドでやろうとしたが、「かっこ悪い」と思ったため、使わなかった[2]
- 何故かバーニング
- 歌詞中にジークムント・フロイトとエーリヒ・フロムの2人の心理学者の名前が登場する。
- 雨のミュージアム
- 歌詞中に登場するエゴン・シーレは、巻上が最も敬愛する画家である。
- 幼虫の危機
- 1978年に企画された演劇のために書き下ろされた曲。
ヒカシュー+2の収録曲
[編集]- ドロドロ
- 作詞:巻上公一 作曲:井上誠
- 「20世紀の終りに」のB面に収録された楽曲。
- 白いハイウェイ
- 作詞:巻上公一 作曲:作詞:巻上公一、海琳正道
- 2ndシングルの表題曲でアルバム未収録のシングルオンリー曲。『クラリオン』CMソング。イントロで、エンニオ・モリコーネの「続・夕陽のガンマン」のフレーズが引用されている。
収録曲
[編集]- 全編曲:ヒカシュー
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「レトリックス&ロジックス」 | 巻上公一 | 巻上公一 | |
2. | 「モデル」 | 巻上公一 | クラフトワーク | |
3. | 「ルージング・マイ・フューチャー」 | 海琳正道 | 巻上公一 | |
4. | 「テイスト・オブ・ルナ」 | 巻上公一 | 戸辺哲 | |
5. | 「20世紀の終りに」 | 巻上公一 | 巻上公一 | |
6. | 「プヨプヨ」 | 巻上公一 | 山下康 | |
7. | 「ラヴ・トリートメント」 | 巻上公一 | 巻上公一 | |
8. | 「炎天下」 | 巻上公一 | 海琳正道 | |
9. | 「何故かバーニング」 | 巻上公一 | 巻上公一 | |
10. | 「ヴィニール人形」 | 戸辺哲 | 井上誠・巻上公一 | |
11. | 「雨のミュージアム」 | 巻上公一 | 海琳正道 | |
12. | 「幼虫の危機」 | 巻上公一 | 山下康 |
リリース履歴
[編集]リリース日 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 備考 |
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1980年2月5日 | イーストワールド/東芝EMI | LP | EWS-81292 | |
1980年 | CT | ZR25-382 | ||
1990年10月10日 | CD | CT25-5571 | ||
1993年3月3日 | TOCT-6979 | |||
1997年7月25日 | ユニバーサルミュージック | TOCT-10049 | ||
2012年4月8日 | Bridge | EGDS-41 |
参加ミュージシャン
[編集]- ヒカシュー
- ゲストメンバー
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 京浜兄弟社『ヒカシュー+2』(CDライナーノーツ)ヒカシュー、東芝EMI、1990年。CT25-5571。
- ^ 動画「ヒカシュー『虹から虹へ』を聞く」より。
- ^ https://hanabun.press/2021/04/14/makigami02/