ヒメイチゲ
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ヒメイチゲ | ||||||||||||||||||||||||
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福島県会津地方 2009年6月
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Anemone debilis Fisch. ex Turcz. | ||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
ヒメイチゲ(姫一華) |
ヒメイチゲ(姫一華、学名:Anemone debilis)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。
特徴
[編集]根茎は横に這い、紡錘状にふくらみ、所によりくびれる。根出葉は1回3出複葉、茎につく葉は3枚が輪生する。葉は短い柄をもち、3全裂し、縁には鋸歯がある。
花期は5-6月、花茎の高さは5-15cmになり、直径1cmの花弁状の萼片を持つ花を1個つける。萼片は長楕円形、白色で5枚。花弁はない。葯も白色となる。果実は痩果で細い毛がある。
分布と生育環境
[編集]日本では北海道、本州の近畿地方以北に分布し、亜高山帯針葉樹林や高山帯のハイマツ林の林縁、ときに尾根上の湿った草地などに生育する。アジアではシベリア東部、中国(北部・東北地方)、朝鮮、樺太、千島に分布する。
下位品種
[編集]- ホソバヒメイチゲ Anemone debilis Fisch. ex Turcz. f. gracilis (Schltdl.) H.Hara et M.Mizush.
参考文献
[編集]- 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本Ⅱ離弁花類』、1982年、平凡社
- 林弥栄編『山渓カラー名鑑 日本の野草』、1983年、山と渓谷社
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)