ヒメウスノキ
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ヒメウスノキ | |||||||||||||||||||||||||||
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福島県西吾妻山 2011年6月
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Vaccinium yatabei Makino | |||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
Vaccinium myrtillus L. var. yatabei (Makino) Matsum. et Komatsu | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ヒメウスノキ(姫臼の木) |
ヒメウスノキ(姫臼の木、学名:Vaccinium yatabei)はツツジ科スノキ属の落葉小低木。別名、アオジクスノキ。
特徴
[編集]高さは10-30cmになる。若い茎は鮮緑色で、著しい4稜があり、芽ごとにジグザグに曲がる。葉は長さ0.3-1mmの葉柄をもって互生する。葉身は卵円形で、長さ1-2.5cm、幅0.7-1.5cmになり、薄い紙質で、先端はとがり、基部は鋭形または円形、縁には内側に鉤状に曲がった鋸歯がある。葉の表面の脈上と裏面全体に短毛がまばらに生える。
花期は5-6月。葉が展開する前に、新枝の基部に1個の花をつける。萼筒は皿形で先端は輪状に開き、縁の裂片は不規則な凹凸になる。花冠は緑白色で、長さ4mmあり、つぼ形で先端は浅く5裂し、先は鈍く反曲する。雄蕊は10本ある。果実は径8mmの角ばった倒卵状球形の液果で、鮮紅色に熟し食用になる。果実の先端は浅くへこむ。
分布と生育環境
[編集]本州の中部地方以北に分布し、亜高山帯の林縁や針葉樹林下に生育する。
ギャラリー
[編集]参考文献
[編集]- 佐竹義輔他編『日本の野生植物 木本Ⅱ』(1989)平凡社
- 茂木透、高橋秀男他『樹に咲く花(合弁花・単子葉・裸子植物) 山渓ハンディ図鑑5』(2001)山と渓谷社
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)