ヒメヒオウギズイセン
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ヒメヒオウギズイセン | |||||||||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Crocosmia × crocosmiiflora (Lemoine) N.E.Br.[1] | |||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
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英名 | |||||||||||||||||||||||||||
crocosmia、montbretia |
ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙、学名: Crocosmia x crocosmiiflora)またはヒメヒオオギズイセン[3]は、アヤメ科ヒオウギズイセン属(クロコスミア属)の雑種。ヒオウギズイセン Crocosmia aurea とヒメトウショウブ Crocosmia pottsii との交配種である[1][4]。園芸ではクロコスミア、または旧学名のモントブレチア[1]の名前でも呼ばれる。一般的に「ヒオウギズイセン」と呼ばれるワトソニア属 Watsonia の園芸品種群とは関係はないので、注意が必要である。また「金魚草」と呼ばれることもあるが、キンギョソウとは異なる。
形態・生態
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葉は剣状、60cmから150cm。
花茎から穂状花序を分枝し、各々にオレンジ色の花を付ける。花期は7〜8月。
分布
[編集]両親は南アフリカ産ではあるが、耐寒性に優れ、また繁殖力も旺盛、日当たりの良い荒れ地から林床のような日陰、乾燥地帯から湿地にも耐え、全世界で野生化している。佐賀県では移入規制種の指定を受けており、栽培が条例で禁止されている[5]。
人間との関わり
[編集]暖かい地方[どこ?]では、一度、球根を植えるとほとんど放置しておいても差し支えなく、宿根草のように扱える。
注と出典
[編集]- ^ a b c 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Crocosmia x crocosmiiflora (Lemoine) N.E.Br.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月3日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Tritonia crocosmiflora (Lemoine) G.Nicholson”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2016年2月18日閲覧。
- ^ 『日本帰化植物写真図鑑』 414頁。
- ^ 『野に咲く花 増補改訂新版』 64-65頁。
- ^ “佐賀県環境の保全と創造に関する条例に基づく移入規制種の指定”. 佐賀県 (2005年10月31日). 2016年2月18日閲覧。
参考文献
[編集]- 清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七編著『日本帰化植物写真図鑑 : Plant invader 600種』全国農村教育協会、2001年、414頁。ISBN 4-88137-085-5。
- 平野隆久写真『野に咲く花 : 写真検索』林弥栄監修、門田裕一改訂版監修(増補改訂新版)、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2013年、64-65頁。ISBN 978-4-635-07019-5。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- "Crocosmia crocosmiiflora (Lemoine) N. E. Br". Germplasm Resources Information Network (GRIN). Agricultural Research Service (ARS), United States Department of Agriculture (USDA). 2016年2月18日閲覧。
- "Crocosmia X crocosmiiflora (Lemoine) N.E. Br" (英語). Integrated Taxonomic Information System. 2016年2月18日閲覧。
- "Crocosmia x crocosmiiflora". National Center for Biotechnology Information(NCBI) (英語).
- "Crocosmia crocosmiiflora (Lemoine) N.E.Br." - Encyclopedia of Life
- 福原達人. “アヤメ科”. 植物形態学. 福岡教育大学教育学部. 2016年2月18日閲覧。