ヒューナーテスト
表示
ヒューナーテスト(英: Huhner test )は、不妊症の検査の一つでin vivoで施行される精子頸管粘液適合試験のことである。性交後試験、postcoital testとも呼ばれる[1] [2]。
概要
[編集]排卵日に合わせて性交を行わせ、2~3時間後に受診し、後膣円蓋の貯留液、頸管粘液を採取し、顕微下で精子の有無と運動率を観察する[1][2]。後膣円蓋の潮流液に精子を認めれば、確実に膣内に射精できておりかつ無精子症を否定でき、頸管粘液で25個以上/HPF認められれば、本試験陽性とされる[1][2]。
ヒューナー試験後の流れ
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 南山堂医学大辞典 第12版 ISBN 978-4525010294
- ^ a b c 伊藤正男 、井村裕夫、 高久史麿『医学書院医学大辞典 第2版』医学書院、2009年。ISBN 978-4260005821。
- ^ 病気がみえるVol.9 「婦人科・乳腺外科」 メディックメディア社発行 ISBN 978-4896324624