サガミトリゲモ
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(ヒロハトリゲモから転送)
サガミトリゲモ | |||||||||||||||||||||
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サガミトリゲモ
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||
分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Najas foveolata A Br. ex Magnus | |||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||
Najas indica | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
サガミトリゲモ |
サガミトリゲモ(Najas foveolata)は、トチカガミ科イバラモ属に属する一年生の植物。ため池や湖沼などに生息する水草である。和名はヒロハトリゲモともされる。
分布
[編集]アジア東部に生育。日本では、北海道と沖縄を除く各地に分布している[2]。日本では、全国的に減少傾向にある[3]。
形態、生態
[編集]沈水性の水草で、細かく分枝した茎に、やや扁平した糸状の葉が5輪生する[4]。葉には細かい鋸歯がある。花期は7-9月、葉腋に雄花、雌花をつけ、そこに長さ2.5-3mmの種子をつくり繁殖する[2]。
類似種
[編集]トリゲモなど同属の各種と非常に似ている。サガミトリゲモの種子には、ルーペでも確認できる網目模様があり、それによって他種と区別できる[2]。
利用
[編集]アクアリウムにおいて、水槽に植えられることがある。
保全状況評価
[編集]- LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))
- 絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)
脚注
[編集]- ^ Zhuang, X. 2011. Najas indica. In: IUCN 2011. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2011.1. <www.iucnredlist.org>. Downloaded on 12 October 2011.
- ^ a b c 角野康郎『日本水草図鑑』文一総合出版、1994年。 p.56
- ^ 「愛知県維管束植物レッドリスト」(2009年)p.436
- ^ 神戸市立教育研究所(1985)「神戸の水生植物」(神戸の自然14)