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ビス(ピリジン)ヨードニウムテトラフルオロボラート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ビス(ピリジン)ヨードニウムテトラフルオロボラート
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識別情報
CAS登録番号 15656-28-7 チェック
PubChem 10883201 erroneous content
ChemSpider 2016454
UNII 96046808SX チェック
特性
化学式 C10H10BF4IN2
モル質量 371.91 g mol−1
危険性
GHSピクトグラム 急性毒性(低毒性)
GHSシグナルワード 警告(WARNING)
Hフレーズ H315, H319, H335
Pフレーズ P261, P264, P271, P280, P302+352, P304+340, P305+351+338, P312, P321, P332+313, P337+313, P362, P403+233, P405
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ビス(ピリジン)ヨードニウムテトラフルオロボラート英語: bis(pyridine)iodonium tetrafluoroborate)または、バルエンガ試薬英語: Barluenga's reagent)は、スペインの化学者ホセ・バルエンガ英語版[1]にちなんで命名されたマイルドなヨウ素化試薬である。市販品としては、シリカゲルに担持されたテトラフルオロホウ酸銀(I)の存在下で、ヨウ素ピリジンを反応させることで合成できる[2]

出典

[編集]
  1. ^ Martín, Nazario; Muñiz, Kilian (2010). “Congratulations to Professor José Barluenga on his 70th Birthday”. Chemistry: A European Journal 16 (32): 9696–9697. doi:10.1002/chem.201001986. 
  2. ^ Justin M. Chalker; Amber L. Thompson; Benjamin G. Davis (2010). "Safe and Scalable Preparation of Barluenga's Reagent". Organic Syntheses (英語). 87: 288.